Canon EOS 40D+EF-S 55-250mm F4-5.6 IS (パノラマ合成)
タキ(タンク車)が連なって港に向かって走ります。
SLT-A33+Tamron 18-270mm F3.5-6.3 Di II PZD
姫路駅を出ると真正面に、白鷺城が見えます。
そして、まっすぐ進むと、どんどん城が近づいてきます。
さらに進むと、大きく立派な城がそびえたっています。さすが日本一の城です。
Pentax Q7+02 STANDARD ZOOM 5-15mm F2.8-4.5
ある中古カメラ店のジャンクボックスの中に、あまり見たことのないレンズが入っていました。小口径ですが、持つとずっしりと感じるレンズです。持ち帰って「TKK Canter」で検索すると、どうも1954年10月に太陽堂光機から発売された(※1)6×6判一眼レフ「レフレックスビューティ I型」のレンズということが分かりました。
レンズ構成 3群4枚 (※2記載から推定)
最短撮影距離 1.07m (3.5feet)
フィルター径 34mm?
重量 173g(実測値)
普通絞りで、絞り羽根は8枚で絞りの形は円形に近くなります。
レフレックスビューティ I型はスクリューマウントで、独製の中判一眼レフ「レフレックスコレレ」のマウントと共通だったようです。ちなみに実寸してみると、M42よりわずかに小さい径のスクリューマウントでした。
このレンズはネジマウントの後方に金属鏡胴が突き出ていますので、M42中間リング等では干渉して使えません。デジタルで約70年前のレンズを使って撮影してみたいと思いますが、もう少し工夫が必要なようです。今後の宿題としましょうか。
参考文献
※1:粟野幹夫「戦後国産カメラのあゆみ 11.中型カメラ レフレックスビューティ」『カメラレビュー別冊 クラシックカメラ専科3』朝日ソノラマ、1983年3月25日発行、pp.122
※2:粟野幹夫「レフレックスビューティ」『カメラコレクターズニュース』カメラコレクターズニュース社、1995年9月号、pp.18