どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

ハリー びょういんにいく

2015年09月08日 | 絵本(外国)

       ハリー びょういんにいく/作・メアリー・チャルマーズ おびか ゆうこ・訳/福音館書店/2012年初版

 

 手帳をひとまわりおおきくした小型の絵本。シリーズになっています。

 こねこのハリーがドアにしっぽをはさんで、けがをしてしまい、お母さんと病院にいくことに。
 嫌がるハリーの手をひき、お母さんはハリーを病院につれていきます。

 待合室は、耳にばんそうこうをはっている犬や、ギブスをした犬、のどを痛めたおんどり、かえるもねこもいます。やがて、ハリーが先生に見てもらう順番がやってきて・・・・・・。

 診察をまっている間のいやだなあという感じがよくでています。
 先生からたいしたことがないといわれ、緊張感がとけて、次々にやってくる患者?に大丈夫だよといってまわるのがほほえましい。

 こどもたちも、病院にいく不安感と大丈夫といわれたときの安心感は、一度は経験していそうです。