ハリー びょういんにいく/作・メアリー・チャルマーズ おびか ゆうこ・訳/福音館書店/2012年初版
手帳をひとまわりおおきくした小型の絵本。シリーズになっています。
こねこのハリーがドアにしっぽをはさんで、けがをしてしまい、お母さんと病院にいくことに。
嫌がるハリーの手をひき、お母さんはハリーを病院につれていきます。
待合室は、耳にばんそうこうをはっている犬や、ギブスをした犬、のどを痛めたおんどり、かえるもねこもいます。やがて、ハリーが先生に見てもらう順番がやってきて・・・・・・。
診察をまっている間のいやだなあという感じがよくでています。
先生からたいしたことがないといわれ、緊張感がとけて、次々にやってくる患者?に大丈夫だよといってまわるのがほほえましい。
こどもたちも、病院にいく不安感と大丈夫といわれたときの安心感は、一度は経験していそうです。