ぼくのイスなのに!/ロス・コリンズ:作・絵 いしい 博・訳/PHP研究所/2017年
ネズミ君が 自分のイスにすわろうとすると、もうすでにシロクマが イスを占領中。
すっごく おっきくて いっしょにすわるすきまなんてありません。
シロクマを何とかどかそうと、ネズミ君は、じぃーっとにらみつけてみたり、ちょっとほめてみたり、ナシでつってみたり、びっくりさせたりしますが、シロクマは新聞を読んだり、携帯をみていたり へいっちゃら。
ひどい! ずるい! ず!る!い! もうしらない
ところが シロクマが自分の家にかえってみると・・・・
地団駄ふんででくやしがったネズミ君のとっときの手は? オチに思わず笑ってしまいました。
「ぼくたちをまもってね」と、数少なくなっているシロクマの現状にも さりげなくふれられています。