ポテトむらのコロッケまつり/竹下文子・文 出口かずみ・絵/教育画劇/2016年
ポテト村のアンパンマンのようなポテトおばさん。ポテトおばさんの畑にはじゃがいもがいっぱい。
やまほどのじゃがいも、どうしようかと考えておばさんが思いついたのは、みんなに てつだってもらって、誰も見たことがないくらい世界一大きなコロッケを作ること!
ポテトむらの村長さんも、大賛成。
さっそきくグループに分かれて検討です。コロッケの試作、3種類のコロッケの食べくらべ。子どもたちは飾りを作っています。
準備も大変。たまねぎ、塩、コショウ、ひき肉、たまご、パン粉、もちろんじゃがいも、そして特別大きなフライパン。
大きいだけに下準備も大変。じゃがいものかわむき、たまねぎをきざみ。
そして、いよいよお祭りの日。
重機も登場して、ゆっくりゆっくりフライパンにいれると、おいしそうなコロッケのできあがり。
まんまるお月さまの下で、踊ったり、歌ったり、にぎやかなお祭りです。
大きな大きなコロッケを見つめる人の顔は笑顔いっぱいです。なにしろ、コロッケづくりにみんながたずさわっていましたから。
ポテトむらのペナント、カレンダー、ポテトソフト、コロッケパン、ポテトパズルもあって、これは村おこしそのものです。ギネスの登録はどうしたんでしょうか。
大鍋のイベントというと山形市の芋煮会。直径6mの鍋で できあがるのが3万食分。準備も大変です。