シカものがたり/おおなり修司・文 飯野和好・絵/絵本館/2023年
詩吟のように、好きなように節をつけて読めば・・・とありますが、普通に読んでもダジャレに たのしか!。
立派なツノを持つシカが、ツノが枝にぶつかり ツノはおれ ”かなしか~”。
おれたツノを医者へ もっていくと ”むずかしか~”
リスやキツネに わらわれて ”はずかしか~”
・・・
ひとりになったしかが、 片方のツノも失いながら オオカミと夢中になって たたかう
助けた しかと 暮らし
それから二年、家族が増えて ツノもはえ
家族並んだ様子は、まるで・・・。
震えながらも オオカミにおわれた しかを 助け出そうと 勇気を奮って オオカミに立ち向かう 勇気ある しかの物語。