どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

あつかったら ぬげばいい

2022年01月23日 | ヨシタケ シンスケ

     あつかったら ぬげばいい/ヨシタケ シンスケ/白泉社/2020年

 

 「あつかったら ⇒ ぬげばいい」から「さむかったら ⇒ きればいい」まで、ヨシタケ流人生処世術。見開きページの左に悩み事、右側に答え。小型本で持ち運びにも便利。どこから読んでもOK。

 大人も子どもも、女も男も あかちゃんも なやみは様々。作者の答えに納得したら うなずき 納得いかなかったら自分で考えるのも楽しい。肝心なのは 前向きになること。落ち込んでばかりはいられない。人生を楽しくするヒント満載で、必見です。

 ・ふとっちゃったら ⇒ なかまをみつければいい

  体重計にのって、おなかのでっぱりを気にしているおとうさん。身におぼえあり。

 ・だれも きずつけたくなかったら ⇒ じょうずな うそをつけばいい

  昔から、嘘も方便という。

 ・つかれているのかどうか よくわからなくなったら ⇒つかれたことに すればいい

  早く眠ること。

 ・たたかうことを もとめられたら ⇒ ”まだじゅんびができていないといえばいい”

  成績が上がっていない、もっと契約をとれ とは学校、会社の常套文句。

 ・じぶんの いばしょがなかったら ⇒ のはらに しきものを しけばいい

  女どもの中で一人疎外されるお父さん。誰もいないところへ行こう。

 

  身から出た錆で、錆の払落しは?


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