新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

除雪だけでは生活が戻らない量に

2021-01-11 23:43:39 | 季節

7日から降り始めた大雪の3回目は、今日の午後に漸く一段落しました。それでも今朝9時時点で、横手では積雪が増えて193cmと10年前の記録的大雪のピーク192cmを上回ってしまいました。

連日の降雪で、住民は屋根の雪下ろしやら、敷地内の雪寄せに追われ、道路の除雪業者もまだ道を作るだけで、雪は脇に積み上げるのが精いっぱい。降雪が落ち着けば、除雪に続く「排雪」作業が始まりますが、それまでは道路も2車線あっても1車線分しか車が通れず、街中は渋滞が頻発。

当YHの周辺は、田園地帯で道の両脇は、この時期雪山を作れますので、相対的に道路は走りやすい状態です。また建物の周りも敷地に余裕があるため、寄せておけばいいし、消雪パイプを広い範囲に張り巡らせているので、雪を消すことができるのは、絶大な効果があります。テレビで新潟や富山、また秋田市などが映ると、あの量の雪では捨てに行かないと、元の生活に戻れないし、その作業はかなりの時間とお金がかかりそうです。

希望は、これから少し暖かい日が続くとの予想で、それでどれだけ積雪が減ってくれることやらです。

のち時々

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「ラニーニャで大雪」予想は大当たり

2021-01-10 23:11:04 | 季節

今月4日の深夜に189cmを記録した積雪は、その後小康状態になり、7日に150cm(横手12時)まで減りましたが、その後も少しずつ降り続き、今晩また183cmにまで増加。それでも今回の当たりは県内では秋田市、地域では福井・石川・富山・新潟といった北陸が大当たりとなったようです。

秋田市では昨日、12時間で34cmの降雪があり、積雪は60cm。豪雪として知られる秋田県ですが、沿岸地域の積雪はいつもは大したことがなく、30cmを超えると街の機能が低下します。先日の停電も一部地域では解消しておらず、強風、停電と大雪のトリプルパンチで、交通機関は麻痺、車の通行もままならない状態のようです。少しずつ降って30cmなら、対処も可能でしょうが、半日に30cmはこちら大曲でも厄介です。

新潟(上越)から福井までの北陸地域でも昭和60年以来の大雪で、高速道路でのスタックの光景は、デジャブーのようです。

昨秋にこの冬の雪の予想で、ラニーニャ現象発生による大雪とのことでしたが、残念ながら今回は大当たり。例年そんなに雪が降らず、準備をしていない地域では大変でしょうが、元から大雪がいつものことで、今年は特に念を入れて準備をしていたので、180cmを越える積雪でも、どうにか生活は出来ている状態です。

一時

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プロの雪下ろし、2回目

2021-01-09 23:06:01 | 季節

月曜に発注して、本日ようやく雪下ろしのプロ、登場となりました。朝8時半から作業開始。前回(12/23)には前日までの暖かさで駐輪場上の屋根の雪が落ちたこともあり、昼前には作業が終わりましたが、今回はしっかり3時半までの作業となりました。

作業中に、この前にここの雪もきれいに落としましたよね、と何度も確認されました。それほどのこの2週間でガッツリ積もったことになります。雪を切った面を見ると、降ったり止んだりした後には、地層のような層が見られますが、今回は一気に降ったこともあり、層はありません。駐輪場の屋根は積もり過ぎて、下ろそうとすると一気に滑り落ちる可能性が大きいという判断で、滑りやすい状態にして、あとは週明けの暖かさに期待となりました。

落とした雪の処理はユンボと除雪機で行っていますが、ユンボでの作業では、雪の下に何があるのかわからない状態で行いますので、作業終了時に点検すると、本日は消雪パイプの破損3カ所、排水(U字)溝の損壊数mが発生。消雪パイプは、補修部材で30分ほどでこちらで修理完了しましたが、U字溝の損壊は、春に工事となりそうです。秋田に来た当初は植木を何本か、折られたこともありました。そんなこともありますが、この時期依頼殺到の中、1週間もせずに来て頂けたことに、大感謝です。

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1月下旬かと錯覚する状況

2021-01-08 23:58:44 | 季節

昨年末30日から始まった今季2回目の大雪は、一昨日一段落しましたが、気温が少しでも上がると、降り積もった屋根の雪が落ちてきたりします。このため、当YHの消雪パイプは、引き続き連続稼働中。そして早くも3回目の大雪?!昨晩は大曲でも暴風雪でしたが、今回の当たりは秋田市や能代市などの沿岸部だったようです。

雪はまだしも強い風で停電が5万軒。この寒い時期に電気がないというのは死活問題です。ただ10年前の東日本大震災の時に一度、同じ経験をしているので、その時の用意や心構えもあったのでしょうし、過去の災害を思い出すことにもなったでしょう。当YHでも瞬間停電はありましたが、問題なし。

交通機関も雪と風でメタメタで、奥羽線の横手-新庄間や、北上線、花輪線などは終日運休が続いていますし、バスも記録的大雪となっている横手を中心とした路線バスや大曲の循環バスは全面運休。車での移動も通常30分程度の横手-大曲間が3時間、当YHから秋田市へ向かう途中、刈和野までも通常40分程度が2時間近くかかることもあるとのことで、移動もままならない状態が続いています。

何年かに一度はこんな状況になることがあるのですが、多くは1月下旬の話で、まだ新年になって10日も経っていないのですね。

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猛吹雪

2021-01-07 23:54:49 | 季節

午前中は少し生暖かい風が吹き、気温もプラスでしたが、午後になり風雪が始まり、夜には建物が揺れるほどの激しい風。暖かい時期の強風では、屋根が飛ばないかと心配しますが、今の時期は屋根にたっぷり雪が載っていますので、風で飛ぶ心配はありませんが、一方で窓の雪囲いが飛ぶ恐れがあります。過去に2度ほど飛んでしまい、明朝に家の周囲の雪原を捜し歩いたことがあります。

こんな状況ですと、車で外を走るというのも必死な状態です。視界がほぼゼロになることがたびたびあり、停まれば後ろから突っ込まれる恐れもあります。路肩がどこかわかりにくいため、車は真ん中を走ることが多く、すれ違いも車道が狭くなっていますのでギリギリ。防雪壁がある場所でも継ぎ目に吹き溜まりが出来、そこに突っ込むと、スタッグする恐れもあります。そういう状況ですので、出来ることなら家でおとなしくしていたいものです。

のち

 

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自衛隊出動

2021-01-06 23:42:39 | 季節

(飯詰駅までの道)

全国的には非常事態宣言が出るということで、騒々しくなっているようですが、秋田県では自衛隊に災害派遣要請を行いました。秋田陸自駐屯地の隊員100名が横手市内の高齢者世帯など5,000軒や木造校舎の屋根の雪下ろしを行うとのことです。

確かにそれらも肝心ですが、横手や大曲市街では、道路の除雪した雪が路肩にうずたかく積み上げられ、交通マヒに近い状態。通常30分ほどで移動できる大曲~横手間が3時間かかるとも云われ、国道107号線ではトラックがすれ違えずに渋滞し、運行不能ということで横手を中心とする路線バスや大曲循環バスが運休しています。重機が得意な自衛隊の出番のような気もします。当YH周辺は廻りが田畑でスペースがあるので、きっちり除雪済み。

(積雪が多くなると、電柱上にボンボリ出現!)

いずれにしろ、雪対策の根幹は人手。人手不足の秋田では80才を超える方でも一人に数えられ、屋根の雪下ろしをする状態。かつては、雪の少ない地域から多くの重機や人手を融通してもらって対処したこともありますが、今回は他の地域からの人手は新型コロナのこともあるので、あまり期待は出来ませんので、うまいこと人手が廻るように行政は考えてほしいものですが、行政に期待するのは間違いということも、過去の経験で学んだことではあります。

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窓から手を伸ばして

2021-01-05 23:36:39 | 季節

年末からほぼ降り続き横手での積雪は、昨晩189cmまで来ました。2011年の192cmに次ぐ大雪で、その時はピークが2/1でしたが、まだ1月上旬。これから降雪の本格期になるとすると、2m越えも覚悟する必要があります。

昨日の屋根の雪下ろしで、今日は降ろした雪の処理が中心にと思っていましたが、2階西側(奥)の部屋を覗くとどうも暗い感じで、障子を開けてみると、窓がほとんど雪で埋もれていました。ここも窓の外に1階の屋根がある場所で、2階の屋根から落ちた雪が溜まりますが、傾斜が片一方のため自然に落ちる場所。また風呂場上の屋根の雪も、量が多すぎるのか、寒さのためか、落ちてはくれず、2m近い山を作る場所も出てきました。

(これで作業後)

これらの場所は、屋根に上がって落とせば簡単ですが、傾斜があるために油断すると雪と共に落ちる懸念があり、プロに任せることにしています。それでも、窓から手を伸ばして突っつけば落ちるかと、雪かきヘラで攻撃。2階西側は、作業1時間で比較的順調に落ちて、部屋も明るくなりましたし、これから週末頃までの積雪分の落ち場所も出来ました。

風呂場上の屋根は、手が届く場所は落とせましたが、ほんの一部で、大半が残った形になってしまいました。ここは後日、プロの登場に期待します。プロの雪下ろし業者(大工さん)には、昨日の仕事始めの日に連絡し、早ければ水曜日とのことでしたが、少し遅れそうな感じでした。

のち

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屋根の雪下ろし、4回目

2021-01-04 23:28:27 | 季節

そんなに降るとは聞いていませんでしたが、どうも昨日一日で40cmほど降ったようで、当YHの簡易積雪計はもう少しで見えなくなりそうです。このため、まだ正月4日なのに、今季4回目の屋根の雪下ろしを決行。

一昨日やったはずなのに、その後の降雪で元に戻っていました。一昨日終了時点まで戻すのに2時間。次に西側の屋根を少し突っついたところで時間切れ。3時間の作業となりました。

前回は片方だけでしたので、落とした雪は山一つでしたが、今回は西側も少し落としたので、山が二つになりました。それでも数年前に落とした雪の処理用に増強した消雪パイプの威力で夜にはかなりなくなりました。

いつもなら、お客様のいない時期なので、のんびり作業も出来ますが、ビジネスの長期滞在のお客様の延長戦が続いており、雪かきだけでなく、日常の業務もあり、「けがをしないように無理する」状況になってきました。お客様もいろいろと気を使ってくれているのがわかり、感謝です。

 

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「緊急事態宣言」発出で、臨時休館します

2021-01-03 23:16:19 | お知らせ

さて、世の中は新型コロナ感染が、年末に予想したように、クリスマスと年末年始の人の移動に伴ってか、感染拡大が止まらず、緊急事態宣言が首都圏中心に出そうな気配になってきたようです。

元々1月中旬から2月上旬は雪もあり、開けていても利用客は期間中に数人程度と当YHにとっては超閑散期。一方で年間利用者の統計を見ると関東圏からのお客様が6割前後で、開けていれば来られるお客様もあり得る状態。それでも秋田県唯一のYHとして、開けておこうと、先月中頃には考えていましたが、今回のこの大雪。お客様の対応よりも雪の対応に大あらわですし、屋根から落ちる雪で車を駐車するスペースもままならない状態。

このため、新型コロナ+大雪を理由に臨時休館することにしました。当面、2021/2/10頃までと考えていますが、緊急事態宣言延長などの状況によっては、延びるかもしれません。

先の予約に関しましては、状況が不透明ですので、2月に入ってから相談にのりますので、それまでお待ちください。ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほど、よろしくお願いします。

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雪が落ち着くと、次は気温低下

2021-01-03 23:00:15 | 季節

昨晩は、降雪も少し落ち着きましたが、その分寒さが増し、気象台の観測で大曲は-12.6℃まで低下。当YHの屋外温度計でも-12℃まで低下。降雪時に雪で誤作動する駐車場のセンサーライトは、寒さのせいで誤作動?。人もいないのに明りがついていました。

今日は筋肉痛との戦いです。それでも、昨日屋根から落とした雪山が駐車場への通路をふさいでいますので、これを均す作業で固まった筋肉(?)をほぐし、消雪パイプの水により、ほぼなくなりつつあります。

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