Mars&Jupiter

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ベルンハルト・ロンベルクのチェロソナタ第1番変ホ長調を聴きながら二俣川から緑園都市駅へ

2008-07-08 04:33:21 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日は二俣川から緑園都市駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1767年生まれのロンベルクの作品。
父のアントン・ロンベルクから音楽を学んだ彼は、
7歳の頃からその才能を発揮したようで、パリ、イタリア、
スペインにいとこのアンドレアス・ロンベルクと回り、
その後ウィーンとハンブルクを訪れ、
パリ音楽院で1801年から1803年の間、チェロを教えたようだ。
その後1804年から1806年の間ベルリンの宮廷楽団で、
チェロ奏者として活躍し、1815年から1819年の間には、
その宮廷楽団の音楽監督として活躍したようだ。

チェロ・ソナタ第1番の作曲年代は不詳である。
第一楽章は、短いアダージョの序奏のあと
アレグロに入り、軽やかなピアノフォルテの演奏は、
いかにもモーツアルトの時代を感じさせる。
ビルスマのチェロもホッグランドのピアノフォルテは軽快で、
両者の演奏技術の高さを感じさせるし、
ロンベルクがみせる音楽の展開の仕方も見事である。
第ニ楽章アンダンテは、朗々と歌いあげるチェロがいい。
もちろん、ピアノも軽快な伴奏で応えている。
第三楽章ロンドはやはりチェロの歌い上げる旋律がいい。
親しみやすく流れるような主題は、繰り返される。
さすが、チェロという楽器をよく知ったロンベルクらしい曲だ。
コメント
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