昨日は横浜から和田町まで歩きました。
途中聴いた曲は、1809年生まれのメンデルスゾーンの作品。
メンデルスゾーンという作曲家については、
いまさら説明する必要はないだろう。
弦楽四重奏曲については、6つ残しており、
弦楽四重奏曲第6番ヘ短調作品80は1847年に作曲されている。
短い彼の人生の中で残した作品の中では晩年にあたる。
彼自身の衰えが曲に反映しているとみる人もいるようだが、
作品自体は聴いてみると円熟した技法をみせていると思う。
とはいえ、姉ファニーの死に直面した彼の心の叫びが、
痛ましいほどに感じ取れる作品である。
第一楽章アレグロ・アッサイ-プレストは、
第一主題は吹きすさぶ嵐のような激しさで、
悲しみにくれた雰囲気が伝わってくる。
姉ファニーの死が関係しているのであろう。
悲劇的な部分をみせつつ、彼の優しさのある音楽の一面により、
曲は何とか均整を保っているようには思う。
それにしても激しい感情が込められている。
第二楽章アレグロ・アッサイは、第一楽章と同じような
姉の死に直面した彼の感情の激しさをみることができる。
彼の動揺する心をストレートに感じることができる。
第三楽章アダージョは、一転してやさしさに満ちた曲で、
姉の死に直面しながらもそれを乗り越えていこうとする
そんな気持ちを感じさせる曲である。
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第7番へ長調作品59の1の
「ラズモフスキー第1番」の第3楽章アダージョも
ラズモフスキー伯の妻の死に関係している曲と言われているが、
この楽章もそれと同じくおだやかな曲でありながら、
悲しい気持ちというものが伝わってくる。
第四楽章フィナーレ-アレグロ・モルトは、
再び第一楽章のような悲劇的な感情の激しさを持ち、
ベートーヴェン的な構成力により充実した内容となっている。
最後は交響曲第4番「イタリア」の終楽章のように、
駆け抜けるような感じで一気に曲を閉じる。
それにしてもここでみるメンデルスゾーンの音楽は、
他の作品に比べると、より心に訴えるものがある。
それにしても弦楽器の扱いはさすがメンデルスゾーンだなと
思わせるほど、この弦楽四重奏曲はなかなかである。
途中聴いた曲は、1809年生まれのメンデルスゾーンの作品。
メンデルスゾーンという作曲家については、
いまさら説明する必要はないだろう。
弦楽四重奏曲については、6つ残しており、
弦楽四重奏曲第6番ヘ短調作品80は1847年に作曲されている。
短い彼の人生の中で残した作品の中では晩年にあたる。
彼自身の衰えが曲に反映しているとみる人もいるようだが、
作品自体は聴いてみると円熟した技法をみせていると思う。
とはいえ、姉ファニーの死に直面した彼の心の叫びが、
痛ましいほどに感じ取れる作品である。
第一楽章アレグロ・アッサイ-プレストは、
第一主題は吹きすさぶ嵐のような激しさで、
悲しみにくれた雰囲気が伝わってくる。
姉ファニーの死が関係しているのであろう。
悲劇的な部分をみせつつ、彼の優しさのある音楽の一面により、
曲は何とか均整を保っているようには思う。
それにしても激しい感情が込められている。
第二楽章アレグロ・アッサイは、第一楽章と同じような
姉の死に直面した彼の感情の激しさをみることができる。
彼の動揺する心をストレートに感じることができる。
第三楽章アダージョは、一転してやさしさに満ちた曲で、
姉の死に直面しながらもそれを乗り越えていこうとする
そんな気持ちを感じさせる曲である。
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第7番へ長調作品59の1の
「ラズモフスキー第1番」の第3楽章アダージョも
ラズモフスキー伯の妻の死に関係している曲と言われているが、
この楽章もそれと同じくおだやかな曲でありながら、
悲しい気持ちというものが伝わってくる。
第四楽章フィナーレ-アレグロ・モルトは、
再び第一楽章のような悲劇的な感情の激しさを持ち、
ベートーヴェン的な構成力により充実した内容となっている。
最後は交響曲第4番「イタリア」の終楽章のように、
駆け抜けるような感じで一気に曲を閉じる。
それにしてもここでみるメンデルスゾーンの音楽は、
他の作品に比べると、より心に訴えるものがある。
それにしても弦楽器の扱いはさすがメンデルスゾーンだなと
思わせるほど、この弦楽四重奏曲はなかなかである。