昨日は二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1808年10月2日ウィーン生まれのリンマーの作品。
彼はウィーン音楽院に入学し、チェロやクラリネットを学んだようだ。
若い頃から音楽的才能を発揮し、指揮者としても活躍したようだ。
ピアノ五重奏曲ニ短調作品13は1832年に出版された作品である。
ピアノ(ピアノフォルテ)とヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、
コントラバスによる作品であり、ロマン派的な作品である。
第一楽章アレグロ・エネルジーコは、ピアノ協奏曲のようで、
ピアノの超絶的な技巧を要求されるような音楽である。
弦楽の部分はシューベルトのような音楽を思わせ、
ピアノの部分についてはショパンの音楽を思わせる。
原題にはヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの伴奏つきの
ピアノフォルテのためのという副題が付けられていることから、
協奏曲的な要素の強い、一風変わった個性ある作品であることが分かる。
第ニ楽章スケルツォ(アレグロ・ヴィヴァーチェ・アッサイ)は、
軽快であるだけでなく、ドラマティックな音楽であり、
シンコペーションによる主題は印象的であるが、中間部のトリオは
ウィーン風の音楽であり、おだやかでのどかな感じの音楽である。
そして再び印象的なシンコペーションの主題が登場して終わる。
第三楽章モルト・コン・エスプレッシオーネはピアノ・ソロから始まる。
カデンツァ風のピアノ・ソロに続き、弦楽中心の音楽になり、
ピアノが伴奏風に加わり、その後はピアノ中心の音楽に変わり、
弦楽が伴奏側に移り、やはりショパン的な夢見るような音楽となる。
ピアノと弦楽のかけあいの音楽がいい。
第四楽章終曲(アラ・ブレーヴェ)は、華麗な音楽で、
各楽器の演奏者に高度な演奏技術が要求される音楽のようだ。
ポリフォニー的な要素もあり、さまざまな音楽の要素が入りこみ、
巧妙で手の込んだ曲作りがやや難解にも思わせる楽章である。
しかし、ピアノ協奏曲風であることは変わりないが、
最後テンポを速めて、一気に終わるところは、
やや物足りなさを感じる部分もある。
しかし、有名な作曲家たちの影で見落とされている
隠れた作曲家の作品を聴くというのは面白いものである。
途中聴いたのは、1808年10月2日ウィーン生まれのリンマーの作品。
彼はウィーン音楽院に入学し、チェロやクラリネットを学んだようだ。
若い頃から音楽的才能を発揮し、指揮者としても活躍したようだ。
ピアノ五重奏曲ニ短調作品13は1832年に出版された作品である。
ピアノ(ピアノフォルテ)とヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、
コントラバスによる作品であり、ロマン派的な作品である。
第一楽章アレグロ・エネルジーコは、ピアノ協奏曲のようで、
ピアノの超絶的な技巧を要求されるような音楽である。
弦楽の部分はシューベルトのような音楽を思わせ、
ピアノの部分についてはショパンの音楽を思わせる。
原題にはヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの伴奏つきの
ピアノフォルテのためのという副題が付けられていることから、
協奏曲的な要素の強い、一風変わった個性ある作品であることが分かる。
第ニ楽章スケルツォ(アレグロ・ヴィヴァーチェ・アッサイ)は、
軽快であるだけでなく、ドラマティックな音楽であり、
シンコペーションによる主題は印象的であるが、中間部のトリオは
ウィーン風の音楽であり、おだやかでのどかな感じの音楽である。
そして再び印象的なシンコペーションの主題が登場して終わる。
第三楽章モルト・コン・エスプレッシオーネはピアノ・ソロから始まる。
カデンツァ風のピアノ・ソロに続き、弦楽中心の音楽になり、
ピアノが伴奏風に加わり、その後はピアノ中心の音楽に変わり、
弦楽が伴奏側に移り、やはりショパン的な夢見るような音楽となる。
ピアノと弦楽のかけあいの音楽がいい。
第四楽章終曲(アラ・ブレーヴェ)は、華麗な音楽で、
各楽器の演奏者に高度な演奏技術が要求される音楽のようだ。
ポリフォニー的な要素もあり、さまざまな音楽の要素が入りこみ、
巧妙で手の込んだ曲作りがやや難解にも思わせる楽章である。
しかし、ピアノ協奏曲風であることは変わりないが、
最後テンポを速めて、一気に終わるところは、
やや物足りなさを感じる部分もある。
しかし、有名な作曲家たちの影で見落とされている
隠れた作曲家の作品を聴くというのは面白いものである。