昨日は二俣川から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは1872年生まれのヴォーン・ウィリアムズの作品。
初めて聴くことになるが今回弦楽四重奏曲第2番ニ短調を聴いてみた。
第二次世界大戦中の1942年から44年の間に作曲された作品で、
「ジーンの誕生日に彼女のために」というような題がついている。
ジーンという女性はジーン・スチュワートのことで、
当時メンゲス弦楽四重奏団のヴィオラ奏者として活躍していた。
だからということもあって、この弦楽四重奏曲には、
ヴィオラ奏者が活躍する場面が用意されており、
そういう点からみるとユニークな作品である。
第1楽章前奏曲(アレグロ・アパッシオナート)は、
深く思いつめたような、しかしある部分情熱的な主題を中心に
真摯な彼のまさしく前奏曲的な役割の音楽が展開され、
切れ目なく、そのまま次の第2楽章に続いていく。
第2楽章ロマンス(ラルゴ)でもの静かに歌われる主題は、
何かを回想するかのようで、あたたかさがあふれる曲で、
それはイギリスのおだやかで美しい田園風景をも感じさせる。
作品中、中核となるこの楽章は最後消え入るように終わる。
第3楽章スケルツォ(アレグロ)は、不安を感じさせるような
おちつかない旋律が奏され、劇的に変化する音楽が展開される。
特にこの楽章では、ヴィオラの活躍が目立ち、重要な役割を演ずる。
第4楽章エピローグ(アンダンテ・ソスティナート)は、
前楽章から切れ目なく入り、前楽章とは対照的におだやかに始まる。
今までのすべてを回想するかのように流れていく音楽は、
最後静かに、そしておだやかな感じで終結する。
途中聴いたのは1872年生まれのヴォーン・ウィリアムズの作品。
初めて聴くことになるが今回弦楽四重奏曲第2番ニ短調を聴いてみた。
第二次世界大戦中の1942年から44年の間に作曲された作品で、
「ジーンの誕生日に彼女のために」というような題がついている。
ジーンという女性はジーン・スチュワートのことで、
当時メンゲス弦楽四重奏団のヴィオラ奏者として活躍していた。
だからということもあって、この弦楽四重奏曲には、
ヴィオラ奏者が活躍する場面が用意されており、
そういう点からみるとユニークな作品である。
第1楽章前奏曲(アレグロ・アパッシオナート)は、
深く思いつめたような、しかしある部分情熱的な主題を中心に
真摯な彼のまさしく前奏曲的な役割の音楽が展開され、
切れ目なく、そのまま次の第2楽章に続いていく。
第2楽章ロマンス(ラルゴ)でもの静かに歌われる主題は、
何かを回想するかのようで、あたたかさがあふれる曲で、
それはイギリスのおだやかで美しい田園風景をも感じさせる。
作品中、中核となるこの楽章は最後消え入るように終わる。
第3楽章スケルツォ(アレグロ)は、不安を感じさせるような
おちつかない旋律が奏され、劇的に変化する音楽が展開される。
特にこの楽章では、ヴィオラの活躍が目立ち、重要な役割を演ずる。
第4楽章エピローグ(アンダンテ・ソスティナート)は、
前楽章から切れ目なく入り、前楽章とは対照的におだやかに始まる。
今までのすべてを回想するかのように流れていく音楽は、
最後静かに、そしておだやかな感じで終結する。