Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ベンジャミン・ブリテンの無伴奏チェロ組曲第1番作品72を聴きながら、横浜から和田町まで歩く

2008-09-04 07:18:04 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日は横浜から和田町まで歩きました。
和田町の炭やでちょっと一杯のつもりが、
そうならずついつい飲みすぎてしまいました。
途中聴いたのは1913年生まれのブリテンの作品。
無伴奏チェロ組曲第1番作品72は1964年に作曲され、
ロストロポーヴィチに献呈された作品である。
曲は第一の歌、フーガ、ラメント、第二の歌、セレナータ、
行進曲、第三の歌、ボルドーネ、無窮動と第四の歌から成っている。

曲は聴いてみるとイギリスらしい部分は少なく感じる。
むしろ、チェロ奏者の高度な演奏技術を要求する曲で、
演奏者のロストロポーヴィチが応えていると感ずる。
バッハの無伴奏チェロ組曲を意識しながらも、
現代的なアプローチをしているなという印象を受ける。
内容的には全体的には重々しい思索的な世界である。
セレナータのピッチカートによるおどけたような曲、
軽快でありながら奇妙な感じの行進曲など、
聴かせどころは随所に設けられている。
そういったところがブリテンらしいところかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする