昨日は片倉町から上星川駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1714年生まれの、
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの作品。
彼の略歴については交響曲編で触れたので省略する。
チェロ協奏曲第1番イ短調Wq160は1750年に作曲された。
今回聴いたCDはバラージュ・マーテーのチェロ、
ペーター・シュッツ指揮のコンツェルト・アルモニコによる。
第一楽章アレグロ・アッサイは、
疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ドラング)の時代を
予感させるような刺激的な音楽で始まる。
疾風怒濤の時代はもう少し遅いのであるが、
この激しく荒々しい音楽は印象的である。
弦楽器と通奏低音の演奏に続き、独奏チェロも加わり、
チェロは饒舌に語るように、そして歌うように主題を奏でていく。
バロック様式で書かれた音楽ではあるが、
そこにはモーツアルトなどの音楽との近さを感じる。
カデンツァのところはバッハの息子らしい部分を感じ、
最後も最初の主題が登場し、駆け抜けるように終わる。
第二楽章アンダンテは、一転しておだやかに始まる。
弦楽器と通奏低音の音楽に続き、独奏チェロが入り、
ゆったりと歌うような旋律を奏でていく。
牧歌的な雰囲気の中、チェロが奏でる音楽は心地よい。
第三楽章アレグロ・アッサイは、感傷的に始まる。
独奏チェロが加わると、明るく軽快に音楽が流れていく。
チェロの高度な演奏技術を披露する速い部分もある。
第一楽章と同じような部分もあり、明暗の対比がいい。
確実にハイドンやモーツアルトの時代が、
近いことを感じさせる音楽である。
途中聴いたのは、1714年生まれの、
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの作品。
彼の略歴については交響曲編で触れたので省略する。
チェロ協奏曲第1番イ短調Wq160は1750年に作曲された。
今回聴いたCDはバラージュ・マーテーのチェロ、
ペーター・シュッツ指揮のコンツェルト・アルモニコによる。
第一楽章アレグロ・アッサイは、
疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ドラング)の時代を
予感させるような刺激的な音楽で始まる。
疾風怒濤の時代はもう少し遅いのであるが、
この激しく荒々しい音楽は印象的である。
弦楽器と通奏低音の演奏に続き、独奏チェロも加わり、
チェロは饒舌に語るように、そして歌うように主題を奏でていく。
バロック様式で書かれた音楽ではあるが、
そこにはモーツアルトなどの音楽との近さを感じる。
カデンツァのところはバッハの息子らしい部分を感じ、
最後も最初の主題が登場し、駆け抜けるように終わる。
第二楽章アンダンテは、一転しておだやかに始まる。
弦楽器と通奏低音の音楽に続き、独奏チェロが入り、
ゆったりと歌うような旋律を奏でていく。
牧歌的な雰囲気の中、チェロが奏でる音楽は心地よい。
第三楽章アレグロ・アッサイは、感傷的に始まる。
独奏チェロが加わると、明るく軽快に音楽が流れていく。
チェロの高度な演奏技術を披露する速い部分もある。
第一楽章と同じような部分もあり、明暗の対比がいい。
確実にハイドンやモーツアルトの時代が、
近いことを感じさせる音楽である。