Mars&Jupiter

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パウル・ヒンデミットのホルン協奏曲を聴きながら、ゆっくり休養

2009-04-26 05:25:49 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日は雨風激しく、ウォーキングを休み、
早めに帰って、家でゆっくり休養しました。
まだまだ眼帯は外せないほど目の周りの痛みと、
腫れは残っていて、悲惨な状態は変わらないまま。
昨日聴いたのは1895年生まれのヒンデミットの作品。
彼はハーナウに生まれ、フランクフルトの音楽院で、
ヴァイオリンと作曲法を学んだようだ。
楽団や四重奏団などのヴァイオリン奏者として活動した。
ベルリン音楽大学の教授としても活動し、
1930年代から本格的に作曲活動を始める。
ホルン協奏曲は1949年に作曲された。
今回聴いたCDの演奏はデニス・ブレインのホルン、
ヒンデミット自身の指揮、フィルハーモニア管弦楽団による。

第一楽章「適度に速く」は、軽快に管弦楽全体で始まる。
そこで示された主題をホルン独奏が吹き、
管弦楽と独奏ホルンが交互に絡み合い、
主題をもとにした旋律を奏していく。
デニス・ブレインのホルンは心地よい。
第二楽章「とても速く」は、短い楽章である。
独奏ホルンから主題を吹いて始まり、
スケルツォ風で、いかにもヒンデミットらしい。
演奏は難しいだろうなと思われるところを
デニス・ブレインは難なく軽快に吹いている。
第三楽章「とてもゆっくりと-適度に速く-速く
-いきいきと-とてもゆっくりと」は、
ホルンがゆったりとしたテンポで吹く。
中間部で少し荒々しくなり、幻想的な感じの音楽が続き、
独奏ホルンが悠々と旋律を吹いていく。
そのあと弦楽器を中心とした音楽となり、
再び独奏ホルンが入り、木管楽器も加わる。
最後はホルンの響きの中おだやかに静かに終わる。

なお、今回とりあげた協奏曲ドイツ・オーストリア編の
CD等の情報は、以下のアドレスに載せてあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/concerto-music-cd-deutsch.html
参考にしていただければ幸いです。
コメント
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