Mars&Jupiter

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ヴィンチェンツォ・カレスターニの「とても美しいお嬢さん」を聴く

2009-09-10 07:09:16 | バロック音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は飲み会があり、ウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは1589年生まれのカレスターニの作品である。
ピサに住んだ彼は、当地の名家マスティアーニ家の音楽教師を務めた。
現存する唯一の作品集マドリガーレ集第1巻は、
同家の娘イザベラに献呈され、献呈の辞によれば、
彼女がその曲を歌い、カレスターニが伴奏したようである。
「とても美しいお嬢さん(Damigella tutta bella)」は、
マドリガーレ集第1巻の中の1曲で、1617年に作曲された。
今回聴いたCDはナイジェル・ロジャーズのテノール、
ジョルディ・サヴァールのヴィオラ・ダ・ガンバ、
コリン・ティルニーのハープシコード、ペレ・ロスのヴイオローネ、
アントニー・ベイルズのキタローネの演奏による。
軽快で生き生きとした舞曲風の歌である。
ヘミオラとよばれる三拍子のリズムをもっているというようで、
聴いていてうきうきするような明るい曲である。
コメント
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