Mars&Jupiter

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ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの『マカベウスのユダ』を聴きながら、二俣川から緑園都市まで歩く

2009-09-06 12:27:52 | バロック音楽声楽曲・合唱曲編
昨日も二俣川から緑園都市駅まで歩きました。
何か寒気がするなあと思い、体温を測ったら高熱だったので、
これはまずいと思い、解熱剤を飲んで休みました。
幸い熱は下がり、一安心した今朝でした。
途中聴いたのは1685年生まれのヘンデルの作品である。
彼についてはあまりにも有名なので、略歴は省略する。
オラトリオ『マカベアのユダ』は、1746年に作曲された。
今回聴いたCDはヘザー・ハーパーのソプラノ、ヘレン・ワッツのコントラルト、
アレクサンダー・ヤングのテノール、ジョン・シャーリー=カークのバリトン、
アモール・アルティス合唱団、ワンズワース・スクール少年合唱団、
ヨハネス・ソマリーの指揮、イギリス室内管弦楽団の演奏による。

ユダヤ民族の嘆きに始まり、マカベウスのユダが英雄として
シリアの圧制に反抗し、ついには勝利をおさめるまでが
このオラトリオの全体のストーリーとなっている。
聴いた部分は第1部と第2部の最初の部分なので、
ここでは第1部について触れておく。
ト短調の序曲はゆったりとしたラルゴに続き、
軽快でフーガ風のアレグロ、そしてラルゴとなる。
合唱が「悲しめ、汝悩める子らよ」と悲痛な感じで歌い始める。
続いてイスラエルの男とイスラエルの女の歌となるが、
このCDではコントラルトとソプラノによって歌われる。
そして合唱、イスラエルの男のレスタティーヴォがあり、
イスラエルの女によるアリアへと続いていく。
歌と管弦楽が同じ旋律を奏でながら掛け合うところがいい。

合唱は、勇気と期待を示すような軽快な感じであり、
そこに司祭シモンが現れ、レスタティーヴォに続き、アリアとなる。
そして華々しい管弦楽の伴奏にのって合唱が歌い、
ユダが登場し、レスタティーヴォに続き、
「力を呼び出せ」というアリアとなる。
そのユダの呼びかけに合わせ、イスラエルの男女の二重唱となり、
合唱に続き、ユダのレスタティーヴォがある。
イスラエルの男と男声合唱団のあと、
ユダのレスタティーヴォとアリアとなる。
イスラエルの男の短いレスタティーヴォに続き、
合唱は「神よ、われらの祈りを聞き給え」と歌い、
戦いを前として、神に敬虔な祈りをささげて華やかに終わる。
コメント
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