Mars&Jupiter

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エルコーレ・ポルタの「心をば神に捧げん」を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2009-09-13 05:26:00 | バロック音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
歩き始めはよかったが、その間や二俣川でどしゃぶりにあい、
だいぶ衣服が濡れてしまい、さんざんな目にあった。
途中聴いたのは1585年生まれのポルタの作品。
ボローニャに生まれた彼は、1609年から1620年の間、
サン・ジョバンニ教会で初めオルガニスト、楽長を務め、
1622年以降はカルピ大聖堂で楽長を務めた。
「心をば神に捧げん」は「聖なる音楽の宴」の中の作品で、
この作品は1620年ヴェネツィアで出版された。
今回聴いたCDはデイヴィッド・マンロウ指揮の
ロンドン古楽コンソートの演奏による。
カウンター・テノールとテノールによる二重唱で、
サックバットとよばれるトロボーンの原型である古楽器の
重厚なサウンドに乗って、神への敬虔な信仰心が歌われる。
ガブリエリを思わせるルネサンス的な響きであり、
華やかさのある曲で、最後は穏やかに終わる。
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