Mars&Jupiter

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ヨハン・シェッレの「Das ist mir lieb」を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2009-09-12 05:40:18 | バロック音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは1648年生まれのシェッレの作品である。
彼は1657年にヴォルフェンビュッテル公爵の楽団で、
楽長として活躍していたハインリヒ・シュッツの推薦により合唱団員となり、
1665年から1667年にはライプチヒのトーマス教会聖歌隊の歌手となり、
1667年にはライプチヒ大学に入学したようである。
1670年にはセバスティアン・クニュプファーの推薦で、
アイレンブルクの学校のカントルとなって活躍したということだ。
1677年からはセバスティアン・クニュプファーの後任として、
聖トーマス教会のカントルを生涯務めたようである。
彼が亡くなったあとはヨハン・クーナウがカントルの後任を務めた。

ここでは「Das ist mir lieb」の曲だけを触れておくことにするが、
この作品の作曲年代について詳しいことは分かっていない。
今回聴いたCDはコンラート・ユングヘーネルの指揮およびリュート、
カントゥス・ケルンの演奏による。
「Das ist mir lieb」の冒頭は器楽による前奏がしばらく続く。
テノールに続きソプラノが入り、もう一人のテノールとバスが入り、
他の女声部も入り、フーガ風の旋律が展開されていく。
途中からリュートとオルガンが入り、曲調が変わる。
女声の二重唱とテノールの掛け合い、2人のテノールの二重唱、
全体の合唱によるフーガ風の歌というように曲に変化があり、
最後はオルガン曲のように壮麗な感じで終わる。
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