昨日は鶴ヶ峰駅から二俣川まで歩きました。
途中聴いたのは1577年にイタリアで生まれた
ジョヴァンニ・デル・トゥルコの作品である。
フィレンツェの名家出身の彼は、当地のカメラータの運動に関わった。
カメラータというのは古代ギリシアの音楽に戻ろうとする運動で、
ポリフォニーの音楽ではわかりにくい言葉を大切にした音楽を
創造しようとする動きだったようだ。
彼は、マルコ・ダ・ガリアーノに師事し、
トスカナ大公コジモ2世の下、音楽監督を務めた。
彼の作品の中心であるマドリガーレは師の影響を受けているようである。
「美しい瞳よ(Occhi belli)」は1617年に作曲された歌曲である。
今回聴いたCDはナイジェル・ロジャーズのテノール、
ジョルディ・サヴァールのヴィオラ・ダ・ガンバ、
アントニー・ベイルズのキタローネの演奏による。
短い曲であるが、情感のこもった歌である。
女性を誠実に愛そうとするその想いが、
ソネット(十四行詩)の中にみられる気がする。
途中聴いたのは1577年にイタリアで生まれた
ジョヴァンニ・デル・トゥルコの作品である。
フィレンツェの名家出身の彼は、当地のカメラータの運動に関わった。
カメラータというのは古代ギリシアの音楽に戻ろうとする運動で、
ポリフォニーの音楽ではわかりにくい言葉を大切にした音楽を
創造しようとする動きだったようだ。
彼は、マルコ・ダ・ガリアーノに師事し、
トスカナ大公コジモ2世の下、音楽監督を務めた。
彼の作品の中心であるマドリガーレは師の影響を受けているようである。
「美しい瞳よ(Occhi belli)」は1617年に作曲された歌曲である。
今回聴いたCDはナイジェル・ロジャーズのテノール、
ジョルディ・サヴァールのヴィオラ・ダ・ガンバ、
アントニー・ベイルズのキタローネの演奏による。
短い曲であるが、情感のこもった歌である。
女性を誠実に愛そうとするその想いが、
ソネット(十四行詩)の中にみられる気がする。