Mars&Jupiter

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ヨーゼフ・ハイドンの交響曲第83番ト短調「めんどり」Hob.Ⅰ-83を聴く

2011-08-12 17:36:15 | ヨーゼフ・ハイドンの作品
暑い毎日が続く中、昨日はウォーキングを休みました。
途中聴いたのは、ヨーゼフ・ハイドンの交響曲。
交響曲第83番ト短調「めんどり」Hob.Ⅰ-83は、1785年に作曲された。
今回聴いたCDは、レナード・バーンスタイン指揮、
ニューヨーク・フィルハーモニックによる演奏。
バーンスタイン盤は明るくきびきびとした演奏でいい。
第一楽章アレグロ・スピリトーソは、ソナタ形式で、
ト短調による主題がせかすような感じで奏される。
対照的なのは第二主題で、明るく快活な旋律の中に、
雌鳥の鳴き声を思わせることから、この交響曲のタイトルが付いた。
提示部は繰り返され、第一主題から始まる展開部に入る。
主題の扱いについてはさすがであり、その短い展開部を経て、
再現部に入り、二つの主題が奏されて、明るい感じで終わる。

第二楽章アンダンテは、弦楽器を中心に、
流れるような美しい旋律が奏でられていく。
そしてある時はドラマティックに盛り上がりをみせ、
途中からフルートなど木管楽器が絡みながら進行していく。
最後はおだやかな感じで終わる。
第三楽章メヌエット:アレグレット-トリオは、
弦楽器とフルートで華やかなメヌエット主題が奏され、
中間部の短いトリオをはさんで、
再び冒頭のメヌエット主題が繰り返し奏され、堂々とした感じで終わる。
第四楽章フィナーレ:ヴィヴァーチェは、狩を思わせるような
軽快な主題が奏されて、木管楽器も加わった華やかな旋律が奏される。
これらの主題は繰り返されたあと展開部に入り、変形され、
続いて主題が再現され、最後いったん速度を遅め、
再びテンポを戻して最後は華やかな感じで終わる。
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