昨日は東京駅から神保町まで歩きました。
八重洲北口を出て、外堀回りの道を歩くこと35分ほどかかった。
途中聴いたのは、ヨーゼフ・ハイドンの交響曲。
交響曲第92番ト長調「オックスフォード」Hob.Ⅰ-92は、
1791年にオックスフォード大学名誉博士号を授与された際、
ハイドンが演奏会で演奏したことからこの名称が付けられたようだが、
この作品は1789年作曲され、パリのドーニ(ドゥニ)伯爵に献呈されている。
なお、この演奏会でどの交響曲が演奏されたかも実は不詳の部分もあるようだ。
今回聴いたCDは、セルジュ・チェリビダッケ指揮、
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏。
第一楽章アダージョ-アレグロ・スピリトーソは、
弦楽器がやさしく旋律を奏す序奏から始まり、やがて木管楽器も加わる。
主部に入り力強い第一主題が金管楽器も伴い奏される。
そして対照的に明るく軽快な第二主題が奏される。
提示部を経て短い展開部に入り、各主題は変形され、
再現部に入り、第一主題を中心に最後金管が響き華やかに終わる。
第二楽章アダージョは、弦楽器中心にゆったりとした主題が奏される。
その主題は歌うような旋律で、管楽器も加わり表情を豊かにしていく。
オーボエも絡みながら、甘美で平和な感じをただよわせていく。
中間部に入り打楽器も加わりドラマティックで激しい感じになり、
おだやかな部分と激しい部分が交互に現れたあと、
冒頭の主題が弦楽器とオーボエに現れ、ホルンがそれに絡み、
再び甘美な旋律が奏され、途中全休止する部分が何度か現れ、
木管楽器のアンサンブルの部分がしばらく続き、
再び弦楽器中心に旋律が奏でられ、木管楽器の響きとともにおだやかに終わる。
第三楽章メヌエット:アレグレット-トリオは、
オーケストラ全体で堂々としたメヌエット主題が、示されて繰り返されるが、
ここでも全休止の部分が効果的に使われる。
トリオでは金管楽器が鳴り響き、それに弦楽器が対話するような形で進む。
ここでも同じように全休止の部分が効果的に使われている。
そして冒頭のメヌエット主題が現れて繰り返され、最後力強く終わる。
第四楽章フィナーレ:プレストは、軽快で弾むような旋律が弦楽器に現れ、
木管楽器も絡み、やがてオーケストラ全体で示される。
この第一主題に続き、第二主題も示され、これらの主題をもとに展開され、
このあたりにハイドンの円熟した作曲技法をみることができる。
再現部を経て、第一主題を中心に繰り返され、最後堂々とした感じで終わる。
八重洲北口を出て、外堀回りの道を歩くこと35分ほどかかった。
途中聴いたのは、ヨーゼフ・ハイドンの交響曲。
交響曲第92番ト長調「オックスフォード」Hob.Ⅰ-92は、
1791年にオックスフォード大学名誉博士号を授与された際、
ハイドンが演奏会で演奏したことからこの名称が付けられたようだが、
この作品は1789年作曲され、パリのドーニ(ドゥニ)伯爵に献呈されている。
なお、この演奏会でどの交響曲が演奏されたかも実は不詳の部分もあるようだ。
今回聴いたCDは、セルジュ・チェリビダッケ指揮、
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏。
第一楽章アダージョ-アレグロ・スピリトーソは、
弦楽器がやさしく旋律を奏す序奏から始まり、やがて木管楽器も加わる。
主部に入り力強い第一主題が金管楽器も伴い奏される。
そして対照的に明るく軽快な第二主題が奏される。
提示部を経て短い展開部に入り、各主題は変形され、
再現部に入り、第一主題を中心に最後金管が響き華やかに終わる。
第二楽章アダージョは、弦楽器中心にゆったりとした主題が奏される。
その主題は歌うような旋律で、管楽器も加わり表情を豊かにしていく。
オーボエも絡みながら、甘美で平和な感じをただよわせていく。
中間部に入り打楽器も加わりドラマティックで激しい感じになり、
おだやかな部分と激しい部分が交互に現れたあと、
冒頭の主題が弦楽器とオーボエに現れ、ホルンがそれに絡み、
再び甘美な旋律が奏され、途中全休止する部分が何度か現れ、
木管楽器のアンサンブルの部分がしばらく続き、
再び弦楽器中心に旋律が奏でられ、木管楽器の響きとともにおだやかに終わる。
第三楽章メヌエット:アレグレット-トリオは、
オーケストラ全体で堂々としたメヌエット主題が、示されて繰り返されるが、
ここでも全休止の部分が効果的に使われる。
トリオでは金管楽器が鳴り響き、それに弦楽器が対話するような形で進む。
ここでも同じように全休止の部分が効果的に使われている。
そして冒頭のメヌエット主題が現れて繰り返され、最後力強く終わる。
第四楽章フィナーレ:プレストは、軽快で弾むような旋律が弦楽器に現れ、
木管楽器も絡み、やがてオーケストラ全体で示される。
この第一主題に続き、第二主題も示され、これらの主題をもとに展開され、
このあたりにハイドンの円熟した作曲技法をみることができる。
再現部を経て、第一主題を中心に繰り返され、最後堂々とした感じで終わる。