昨日は、二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1838年生まれのブルッフの交響曲。
以前ブログで触れたが、今回は詳しく各楽章を聴いた感想を書く。
交響曲第2番ヘ短調作品36は1868年から1870年にかけて作曲された。
スケルツォ楽章がなく、3楽章からなる作品である。
聴いたCDはジェームズ・コンロン指揮、
ケルン・ギュルツェニッヒ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏のもの。
第一楽章アレグロ・パッショナート、マ・ウン・ポコ・マエストーソは、
冒頭一音を伸ばす静かな感じで始まり、哀愁を漂わせる感じの旋律が流れる。
そして金管楽器が加わり情熱的な盛り上がりを何度かみせる。
叙情的で情熱的でもある第一主題は、ブラームスの交響曲を想起させる。
木管楽器が絡んで牧歌的で叙情的な感じの第二主題も奏され、
そのあと展開部に入り第一主題から変形されていくが、
金管楽器などが加わり盛り上がりをみせる部分もあり、劇的である。
再現部を経て、メンデルスゾーンやシューマン、ブラームスを
思わせるような感じで金管楽器中心に盛り上がりをみせ、
最後は弦楽器を中心に静かに消え入るようにして終わる。
第二楽章アダージョ・マ・ノン・トロッポは、
弦楽器が叙情的な旋律を奏でてゆったりと始まる。
クラリネットなどがこの旋律に絡み、牧歌的な雰囲気を加えてゆく。
中間部ではヴァイオリン・ソロやフルート・ソロが入り、
そしてクラリネット・ソロが活躍し、金管楽器も加わり劇的な展開となる。
ブラームスの緩徐楽章と似た感じがあり、ロマンティックで牧歌的である。
弦楽器と金管楽器が対話するように交互に現れ、
弦楽器と木管楽器により最後はおだやかに終わり、終楽章にそのまま続く。
第三楽章アレグロ・モルト・トランクィロは、
弦楽器と木管楽器群との旋律のやりとりが続いたあと、
弦楽器が主題を奏で、それを木管楽器が受け継いでいく。
金管楽器も加わり、力強くもう一つの旋律が奏されていく。
それはワグナー風でもあり、堂々とした感じでもある。
その力強い主題は変形され展開されていく。
そのあと弦楽器中心におだやかな旋律が奏されて、
徐々に盛り上がりをみせ、それまでの旋律が再び現れ、
力強い主題も繰り返され、金管楽器と打楽器も加わり、
いったん静まりクラリネットやオーボエ中心に牧歌的な旋律が奏され、
最後ティンパニが連打する中、金管楽器が高らかに旋律を奏でて終わる。
途中聴いたのは、1838年生まれのブルッフの交響曲。
以前ブログで触れたが、今回は詳しく各楽章を聴いた感想を書く。
交響曲第2番ヘ短調作品36は1868年から1870年にかけて作曲された。
スケルツォ楽章がなく、3楽章からなる作品である。
聴いたCDはジェームズ・コンロン指揮、
ケルン・ギュルツェニッヒ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏のもの。
第一楽章アレグロ・パッショナート、マ・ウン・ポコ・マエストーソは、
冒頭一音を伸ばす静かな感じで始まり、哀愁を漂わせる感じの旋律が流れる。
そして金管楽器が加わり情熱的な盛り上がりを何度かみせる。
叙情的で情熱的でもある第一主題は、ブラームスの交響曲を想起させる。
木管楽器が絡んで牧歌的で叙情的な感じの第二主題も奏され、
そのあと展開部に入り第一主題から変形されていくが、
金管楽器などが加わり盛り上がりをみせる部分もあり、劇的である。
再現部を経て、メンデルスゾーンやシューマン、ブラームスを
思わせるような感じで金管楽器中心に盛り上がりをみせ、
最後は弦楽器を中心に静かに消え入るようにして終わる。
第二楽章アダージョ・マ・ノン・トロッポは、
弦楽器が叙情的な旋律を奏でてゆったりと始まる。
クラリネットなどがこの旋律に絡み、牧歌的な雰囲気を加えてゆく。
中間部ではヴァイオリン・ソロやフルート・ソロが入り、
そしてクラリネット・ソロが活躍し、金管楽器も加わり劇的な展開となる。
ブラームスの緩徐楽章と似た感じがあり、ロマンティックで牧歌的である。
弦楽器と金管楽器が対話するように交互に現れ、
弦楽器と木管楽器により最後はおだやかに終わり、終楽章にそのまま続く。
第三楽章アレグロ・モルト・トランクィロは、
弦楽器と木管楽器群との旋律のやりとりが続いたあと、
弦楽器が主題を奏で、それを木管楽器が受け継いでいく。
金管楽器も加わり、力強くもう一つの旋律が奏されていく。
それはワグナー風でもあり、堂々とした感じでもある。
その力強い主題は変形され展開されていく。
そのあと弦楽器中心におだやかな旋律が奏されて、
徐々に盛り上がりをみせ、それまでの旋律が再び現れ、
力強い主題も繰り返され、金管楽器と打楽器も加わり、
いったん静まりクラリネットやオーボエ中心に牧歌的な旋律が奏され、
最後ティンパニが連打する中、金管楽器が高らかに旋律を奏でて終わる。