Mars&Jupiter

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ギュンター・ラファエルの交響曲第4番ハ長調作品62を聴きながら、鶴ヶ峰から上星川まで歩く

2011-10-03 03:38:08 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日は鶴ヶ峰駅から上星川まで歩きました。
途中聴いたのは、1903年生まれのギュンター・ラファエルの交響曲。
ベルリンに生まれたユダヤ人の彼は、幼少から音楽の才能を発揮し、
ベルリン音楽大学で学んだようである。
交響曲第4番ハ長調作品62は1947年に作曲された。
聴いたCDはセルジュ・チェリビダッケ指揮、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏のもの。
1952年のライブで、モノラル録音なのであまり音はよくない。
第一楽章ラングサム(ゆっくりと)は、木管楽器を中心に幻想的に始まる。
そして金管楽器が加わり、力強く旋律が奏される。
次に弦楽器中心の合奏となり、それに金管楽器が絡んでいく。
そして弦楽器中心に情熱的に盛り上がっていき、
再び打楽器とフルートで神秘的な音楽が展開されていく。
最後は打楽器と金管楽器が盛り上げ、力強く終わる。

第二楽章「とてもリズミカルに、そして激しく」は、
軽快な小太鼓のリズムに乗り、狂乱的な音楽が展開される。
その強烈なリズムと激しい音楽は短いが印象的だ。
第三楽章ラングサム(ゆっくりと)は、低弦中心に始まる。
そこにオーボエ・ソロが入り、悲しげに旋律を奏でていく。
やがて、フルート・ソロが入り、両者は絡み合っていく。
そして弦楽器中心の合奏となり、情熱的に盛り上がる。
そのあとは木管楽器中心にしばらく音楽は展開し、
再び低弦のみとなり、オーボエ・ソロが入り、
弦楽器も加わり、最後は弦楽器とティンパニのみとなり静かに終わる。
第四楽章「元気よく、いきいきと」は、
金管楽器が力強く鳴り響いたあと、弦楽器が旋律を奏で、
両者の間で旋律のやりとりがあり展開したあと、
木管楽器群が軽快に旋律を奏で、再び弦楽器中心となり、
金管楽器のが絡んで、木管楽器も絡んでいく。
弦楽器のせわしないような動きと、金管楽器の力強い音と、
木管楽器の軽快でおどけたような動きが絡み合いながら音楽は進行し、
やがて金管楽器がコラール風の旋律を奏でていき、
ティンパニと弦楽器も入って盛り上がり、最後は力強く終わる。
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