この正月休みに、甥っ子ファミリーが来訪しました。
ぼくの設計アトリエは職住一体になっていて、甥っ子にとっては、普段は入ることのない秘密の間(?)が奥にあるのが、気になっているようです。
こっそりと秘密の間に入った甥っ子。 そこにはたくさんの本といっしょに、設計した建物の模型も並んでいます。
いつもは打合せスペースとして使っている部屋で、甥っ子にある住宅の模型を説明しました。
公園に面した2世帯住宅で、ふたつの世帯に挟まれたルーフテラスでは みんなでバーベキューができるんだよ。 そんなことを楽しそうに聞いてくれます。
ぼく、この部屋がすごく好き。小学4年生の甥っ子からそんな言葉を聞くなんて思っていなかったから面喰ったけれど(笑)、そんなふうに思ってくれたのは素直に嬉しい。
でも、なにかいいんだろう?ゲームもオモチャもない部屋だけど。
部屋の窓から見えるのは、甥っ子が生まれるうんと前からずっとそこにあった木々。
そんな眺めが、なんとなく安心感につながるのでしょうか。 甥っ子にとって、ちょっとした原風景のひとつになったらいいな。