梅雨になり、雨が降るごとに緑が湧きたちます。
写真の「城北の家」は、公園の隣という緑あふれるロケーションの家です。公園の緑を「満喫」することを楽しみにこの土地を購入され、家づくりが始まりました。
せっかくなら、窓いっぱいに大きく緑が溢れるように。
緑を引き立たせるような額縁のような窓を。
そんなことを思いながら設計しました。
緑と補完しあう色味として、インテリアは赤味がかった色を基調としました。
床のフローリングはブラックチェリー。時間を経るごとに色が深みを増していく特徴があります。
窓枠はラワン材にローズウッド色のオスモカラーで着色したもの。
そうしてできあがった窓辺は、どこかフォーマルで重厚な佇まいになりました。
3メートル近い天井高さと相まって、凛とした雰囲気が宿ります。