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家の設計を考えるときは、その土地でどうしたら落ち着きと安心感が得られるだろう、というようなことを考えるところからスタートします。
特に住宅街では、道行く人の視線や、隣家との関係がありますから、窓ばかり開けると逆に落ち着かなくなってしまいます。
壁に護られた家。
そんなキーワードを、いつしか考えるようになりました。
土地の形と状況に応じて、変幻自在の壁の位置を操り、安心感のある家の内部をつくります。
そして、ここぞ!というところに窓を開ける。
ここに窓を開けたら、どんな雰囲気で「外」と出会うのだろう?
そんなことをイメージしながら壁と窓をデザインしていくのは楽しいものです。
普通の窓ではなくて、特別な光と風景が入ってくる窓。
そんな雰囲気に満ちた家は、変化に富んでいて飽きることがありません。
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状況に応じてどんな風にも変幻自在な家づくり。
子どもの絵本を見ていて、あれ、これだ!!と思ったのは、ご存じバーバパパ。
ピンク色の体が、どんなかたちにも変幻自在。
こんなところに源泉があったとは!
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