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涼しくなってきて、窓を開け放したくなる季節(と思いきや すぐに台風発生の一報があったりするのだけれど)になりました。
気持ちのよい季節は案外と限られているから、なるべく満喫したいものです。
設計した住宅で、いろいろな窓辺コーナーをつくってきたけれど、中庭のある家は独特の風情があります。
写真は「古河の家」。
中庭とよぶにはこじんまりとしているかもしれないけれど、小さいからこそ親密な雰囲気になりました。
木製でできた両開きガラス戸を開け放して。
ダイニングテーブルはチーク材でできた北欧のアンティーク。
古びた家具が似合うように、壁や天井のペンキ色はぐぐっとダークな色調に。
その仄暗さが、ふうっと息をついて落ち着けるような心地よさをもたらしてくれます。
温かいコーヒーでも淹れて、ほっと一息。
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