8/25(金)、一関市東山町田河津字矢ノ森地区の道路脇の草原に「キンミズヒキ(金水引)」の花が咲いていました。
キンミズヒキ(金水引)バラ科 キンミズヒキ属 Agrimonia pilosa var.japonica
野原や道端に生える多年草で、高さは30~100cmになる。茎や葉には粗い毛がある。葉は奇数羽状複葉で互生する。小葉は2~4対あり、大きさは不揃いで、裏面には腺点が散らばる。葉柄の基部には粗く切れ込んだ大きな托葉がある。
7~10月、茎の先に細い花穂を数個だし、直径6~10mmの黄色の花を多数つける。花弁は5個。萼の先にはカギ状の刺がある。萼は花後に果実を包み込み、熟すと椀状になって縁に多く刺を出す。この三角帽子のようなかわいらしい実には、かぎ状のとげがあり、動物や人の衣服などに付いて運ばれる。分布:北海道~九州
和名は、赤い穂をつけるタデ科のミズヒキに似ていて、黄色(金)の花をつけることによる。