peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町のフユサンゴ(冬珊瑚)

2006年09月25日 | Weblog


9/4(月)、一関市東山町長坂の住宅団地を歩いていたら、民家の玄関前に、赤い実を沢山つけた「フユサンゴ(冬珊瑚)/タマサンゴ(玉珊瑚)」がありました。





フユサンゴ(冬珊瑚)ナス科 ナス属 Solanum pseudocapsicum
ブラジル原産と考えられている常緑低木。暖かい地方では庭木として、寒い地方では冬の鉢物として、淡い黄緑色から次第に橙、赤へと色づく丸い果実を鑑賞する。別名:タマサンゴ(玉珊瑚)、ソラナム(Solanum)

草丈はふつう約50cm。鉢花向き矮性品種は20cmほど。茎はよく枝分かれして、こんもりと茂り、長楕円形で常緑の小形の葉が密に互生する。暖地ではほぼ1年中白い星形の花を咲かせ、実をつけ続けるが、主な鑑賞期間は秋から冬。

 実の直径は1~1.5cmほどであるが、「ビッグボーイ」などの大きい実をつける品種もある。赤く輝く果実はなかなか落ちないので、長い間楽しめる。果実が橙色の品種もある。寒さに強く、暖地では戸外で冬を越し、こぼれ種子が自然に生えてきた苗が育つこともある。