東北自動車道の下り車線を走っていると、北上市の北部で「県農業研究センター」という大きな看板が目につきます。同居者が「物見台か砦のようなものがあるので確かめたい」というので9/13(水)に行ってみました。(北上市飯豊地区)
ここには、小公園がつくられていて、いろいろな樹木などが植えられていました。「ミヤギノハギ(宮城野萩)」も今を盛りと咲いていました。
ミヤギノハギ(宮城野萩)マメ科 ハギ属 Lospedeza thunbergii
東北・北陸・中国地方の山野に自生する落葉低木で、高さは1~2mになる。花がきれいで樹勢が強いので、ハギの仲間の中では公園や庭園に最もよく植えられている。茎は束生しよく枝分かれし、枝はしなやかで、花の時期には先端が地面につくほど枝垂れる。
葉は互生し、有柄の3出複葉。小葉は両端の尖った楕円形または長楕円形で長さ3~5cm、表面は無毛で裏面は伏毛が多い。
7~10月、葉腋から花序を出し、紅紫色の蝶形花を多数つける。花は長さ1.5~2cmで、萼片は鋭く尖る。花序は葉より長い。花色が白い変種の「シロバナハギ(白花萩)」もある。分布:本州(東北、北陸、中国)
なお、ハギ(萩)の仲間には、ヤマハギ(山萩)、マルバハギ(丸葉萩)、ツクシハギ(筑紫萩)、ニシキハギ(錦萩)などがある。