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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

青森県立美術館のヤナギタデ(柳蓼)

2006年09月11日 | Weblog





9/10(日)、2006年7月13日に新築開館した青森県立美術館で、開館記念展として開催されている”シャガール「アレコ」とアメリカ亡命時代”を見に行って来たのですが、この美術館の裏口のほうに「ヤナギタデ(柳蓼)」の花が咲いていました。ここからだと歩いて5分ぐらいで、隣接する(縄文時代の巨大集落遺跡である)三内丸山遺跡に行くことができます。表側には広大な無料駐車場やトイレがあります。









ヤナギタデ(柳蓼)タデ科 タデ属 Polygonum hydropiper
水辺や湿地に生える1年草で、高さは40~60cmになる。葉は互生し、長さ3~10cmの披針形で両端が尖り、日に透かしてみると、小さな明るい点(腺点)が密に見える。托葉は筒形で、ふちに短い毛がある。和名は葉が柳に似ていることによる。
 花期は7~10月。白~淡紅色の小さな花が細長い花穂になって、茎の上部や枝先につく。花穂の先は垂れる。蕚には透明な腺点が密にある。秋は紅葉が美しい。
 
「蓼食う虫も好く好き」のタデ(蓼)は、このヤナギタデ(柳蓼)のことで、葉にピリッとした辛味があるのが特徴。葉を香辛料やタデ酢に利用し、若芽を刺し身のつまにするため、いくつかの品種が栽培されている。食用に利用される唯一のタデなので、「マタデ(真蓼)」または「ホンタデ(本蓼)」とも呼ばれる。
分布:日本全土