9/24(日)、北上市立花にある展勝地公園で「みちのく民俗村まつり」が行われたので行ってきたのですが、北口の出入り口付近の斜面に「アベリア/ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)」の花が沢山咲いていました。
アベリア/ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)スイカズラ科 ツクバネウツギ(アベリア)属 Abelia ×grandiflora(アベリア・グランディフロラ)
「ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)」という和名があるが、現在ではふつう「アベリア」と呼ばれている。ただ、単に「アベリア」と呼ばれているのは、中国原産の「タイワンツクバネウツギ(台湾衝羽根空木)A.chinensis」と「アベリア・ユニフロラA.uniflora」の交雑種で、日本には大正時代に渡来したという。
常緑または半落葉の低木。根元から分枝してよく茂り、高さ1~2mになる。葉は対生または3個ずつ輪生し、長さ2~5cmの卵状楕円形で濃緑色、厚くてで光沢がある。花は筒状狭鐘形で長さ1.5~2cm、ピンクがかった白色。花期は5~11月。
庭木、公園樹のほか、乾燥や刈り込みに強いので、生け垣や道路のグリーンベルト、街路樹の根じめなどによく植えられている。