peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市千厩野草会「春の山野草展」の紅花大根草/ゲウム・コッキネウム 2016年

2016年05月07日 | 植物図鑑

2016年5月3日(火)、一関市の千厩野草会(会長:金野昌敏・千厩町千厩字北方5)主催の「春の山野草

展」が、千厩ショッピングモール・エスピアで開催中だったので、早速観に行ってきました。春の山野草展

では欠かせない素晴らしいシラネアオイ(白根葵)が沢山展示されていましたし、珍しいヒマラヤハッカクレ

パンダカンアオイ、花を沢山付けたフジ(藤)の盆栽、淡ピンク色の花をつけたハナイチゴ(花苺)、仏

炎苞がアブミ(鐙)のように見えるムサシアブミ(武蔵鐙)、白い5弁花を咲かせたポテンティラ・アルバ

(白花キンバイ)大輪延齢草(トリリウム・グランディフロールム)、タイリントキソウ(大輪朱鷺草)、

ヤマシャクヤク(山芍薬)、ヤマブキソウ(山吹草)、ミミガタテンナンショウ、曙大根草(ゲウム・コッキ

ネウム)なども展示されていました。

アケボノダイコンソウ(曙大根草)/ゲウム・コッキネウム バラ科 ゲウム(ダイコンソウ)属 Geum×borisii(=Geum

coccineum’Borisii') 別名:紅花大根草。

バルカン半島からトルコ原産の多年草。自然交配種と思われ、山野草として古くから栽培されている。

草丈は40~60㎝ほど。和名は、根際から生える葉がロゼット状となり、ダイコン(大根)に似ている

ことによる。茎につく葉は互生する。開花期3~8月頃。花の色鮮やかな朱色で、大輪。花弁は

5枚。雄しべは多数あり、葯は黄色。花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで

全体が種子のように見えるもの)の集合果である。属名のGeumはラテン語の「geuo(美味)」から

きている。種小名のborisiiはブルガリアの国王だった「ボリス3世(Boris Ⅲ)の」という意味。[

下記Webサイトより] 

 http://kyonohana.sakura.ne.jp/blogs/kyohana/2012/02/post-3354.html [曙大根草(アケボノダイコンソウ):花

図鑑]

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-663/target_tab-3 [ゲウムの種類(原

種、品種):みんなの趣味の園芸]

http://flower.town-web.net/7109/09043.html [ベニバナダイコンソウ・紅花大根草:花しらべ]


一関市千厩野草会「春の山野草展」のシラネアオイ(白根葵)・白花 2016年5月3日(火)

2016年05月07日 | 植物図鑑

2016年5月3日(火)、一関市の千厩野草会(会長:金野昌敏・千厩町千厩字北方5)主催の「春の山野草

展」が、千厩ショッピングモール・エスピアで開催中だったので、早速観に行ってきました。春の山野草展

では欠かせない素晴らしいシラネアオイ(白根葵)が沢山展示されていましたし、珍しいヒマラヤハッカクレ

パンダカンアオイ、花を沢山付けたフジ(藤)の盆栽、淡ピンク色の花をつけたハナイチゴ(花苺)、仏

炎苞がアブミ(鐙)のように見えるムサシアブミ(武蔵鐙)、白い5弁花を咲かせたポテンティラ・アルバ

(白花キンバイ)大輪延齢草(トリリウム・グランディフロールム)、タイリントキソウ(大輪朱鷺草)、

ヤマシャクヤク(山芍薬)、ヤマブキソウ(山吹草)、ミミガタテンナンショウなども展示されていました。

シラネアオイ(白根葵)・白花 キンポウゲ科 シラネアオイ属 Glaucidium palmatum

北海道と本州中部地方以北の、主として日本海側の雪の多い深山に生える多年草。雪が遅くまで残るような

斜面の窪地など、雪崩のおこりそうな所によく見られる。1属1種の日本特産種。高さは花の頃は20㎝ぐら

いだが、花が終わると60㎝ぐらいに伸びる。その頃は周りの丈の高い草の陰に隠れてしまうことが多い。

根茎は肥厚して横に這う。茎葉には柄があり、茎の上部に2枚が互生してつく。葉身は腎円形で長さ幅とも

20㎝ほどあり、掌状に中ほどまで7~11裂する。裂片の先端は鋭く尖り、縁には鋭い鋸歯がある。表面の

葉脈は窪み、両面とも毛がある。は径7㎝ほどで、実に美しいが、花びらのように見えるのは萼片である。

萼片は広卵形で淡紅紫色または白色をしている。花弁はない。花の中には多数の雄しべと2個の雌しべがある。

2個の雌しべは下部でくっついており、これが実ると、方形をした袋状の果実が内側で合着した形になる。

このの中には翼のある倒卵形の種子が入っている。種子は翼を含めて長さ1㎝ほどである。

和名日光の白根山に多く、花がタチアオイの花に似ていることによる。花期:5~7月。分布:北海道、

本州(中部地方以北)[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の野草」より] 


一関市千厩野草会「春の山野草展」のミミガタテンナンショウ 2016年5月3日(火)

2016年05月07日 | 植物図鑑

2016年5月3日(火)、一関市の千厩野草会(会長:金野昌敏・千厩町千厩字北方5)主催の「春の山野草

展」が、千厩ショッピングモール・エスピアで開催中だったので、早速観に行ってきました。春の山野草展

では欠かせない素晴らしいシラネアオイ(白根葵)が沢山展示されていましたし、珍しいヒマラヤハッカクレ

パンダカンアオイ、花を沢山付けたフジ(藤)の盆栽、淡ピンク色の花をつけたハナイチゴ(花苺)、仏

炎苞がアブミ(鐙)のように見えるムサシアブミ(武蔵鐙)、白い5弁花を咲かせたポテンティラ・アルバ

(白花キンバイ)大輪延齢草(トリリウム・グランディフロールム)、タイリントキソウ(大輪朱鷺草)、

ヤマシャクヤク(山芍薬)、ヤマブキソウ(山吹草)、ミミガタテンナンショウなども展示されていました。

ミミガタテンナンショウ サトイモ科 テンナンショウ属 Arisaema limbatum 

林下に生える多年草。偽茎は20~40㎝、汚紫色の蛇紋がある。葉は2枚、小葉は7~11枚。

春、葉より早く花が開く。仏炎苞の筒部は淡緑色の地に紫色のぼかしが入る。舷部は濃紫色

または暗紫色。内側は艶がある。和名は口辺部が著しく開出し、耳たぶ状になる特徴に由来

する。花期:4~5月分布:本州、四国。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の野草」

より]