2016年5月3日(火)、一関市の千厩野草会(会長:金野昌敏・千厩町千厩字北方5)主催の「春の山野草
展」が、千厩ショッピングモール・エスピアで開催中だったので、早速観に行ってきました。春の山野草展
では欠かせない素晴らしいシラネアオイ(白根葵)が沢山展示されていましたし、珍しいヒマラヤハッカクレ
ンやパンダカンアオイ、花を沢山付けたフジ(藤)の盆栽、淡ピンク色の花をつけたハナイチゴ(花苺)、仏
炎苞がアブミ(鐙)のように見えるムサシアブミ(武蔵鐙)、白い5弁花を咲かせたポテンティラ・アルバ
(白花キンバイ)、大輪延齢草(トリリウム・グランディフロールム)、タイリントキソウ(大輪朱鷺草)、
ヤマシャクヤク(山芍薬)、ヤマブキソウ(山吹草)、ミミガタテンナンショウ、曙大根草(ゲウム・コッキ
ネウム)なども展示されていました。
アケボノダイコンソウ(曙大根草)/ゲウム・コッキネウム バラ科 ゲウム(ダイコンソウ)属 Geum×borisii(=Geum
coccineum’Borisii') 別名:紅花大根草。
バルカン半島からトルコ原産の多年草。自然交配種と思われ、山野草として古くから栽培されている。
草丈は40~60㎝ほど。和名は、根際から生える葉がロゼット状となり、ダイコン(大根)に似ている
ことによる。茎につく葉は互生する。開花期は3~8月頃。花の色は鮮やかな朱色で、大輪。花弁は
5枚。雄しべは多数あり、葯は黄色。花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで
全体が種子のように見えるもの)の集合果である。属名のGeumはラテン語の「geuo(美味)」から
きている。種小名のborisiiはブルガリアの国王だった「ボリス3世(Boris Ⅲ)の」という意味。[
下記Webサイトより]
http://kyonohana.sakura.ne.jp/blogs/kyohana/2012/02/post-3354.html [曙大根草(アケボノダイコンソウ):花
図鑑]
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-663/target_tab-3 [ゲウムの種類(原
種、品種):みんなの趣味の園芸]
http://flower.town-web.net/7109/09043.html [ベニバナダイコンソウ・紅花大根草:花しらべ]