トチノキ(栃の木):花穂も葉も大きい。花から良質の蜂蜜が採れる。種子は渋抜きをしてトチ餅など
をつくる。
2016年5月19日(木)、一関市東山町の「唐梅館公園」(東山町長坂字西本町)に行きました。自動車
道路を離れて下の方に歩いて行ったらトチノキ(栃の木)が、大きな花穂を沢山つけ、花を咲かせはじめて
いました。
トチノキ(栃の木)トチノキ科 トチノキ属 Aesculus tarbinata
山地に生える落葉高木。高さは普通15~20m、大きいものは30m以上になる。葉は対生し、5~7個の
小葉をもつ大形の掌状複葉。小葉は倒披針形で、縁には鈍い重鋸歯がある。中央の小葉が最も大きく長さ
20~35㎝。花期は5月。枝先に白い花がびっしりと集まった花穂が上向きにつく。花は直径1.5㎝ほどで、
花弁の基部は赤みを帯びる。果実は直径4㎝ほどで、熟すと3つに割れる。分布:北海道~九州。[山と渓
谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]