キリ(桐):材は軽くて美しく、和箪笥、琴、下駄など用途が多い。
「2016年5月14日(土)、一関市東山町松川字滝の沢平の県道19号線(今泉街道)沿いにある「もしもし
ピット」の近くに生えているキリ(桐)の木が、今を盛りと沢山の花を咲かせていました。
キリ(桐)ゴマノハグサ科 キリ属 Paulownia tomentosa
高さ8~15mの落葉高木。材が非常に良質なので、各地で栽培されている。日本には中国から
古い時代に入ってきたと考えられているが、本州や九州には野生状態のものが見られることから、
はっきりしたことはわからない。樹皮は灰白色。葉は対生し、長さ10~30㎝の広卵形で、粘り気
のある毛が密生する。花期は5月。枝先に淡紫色の花を円錐状に多数つける。花は長さ5~6㎝の
筒状鐘形。果実は長さ3㎝ほどの卵形。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]