2021年5月10日(月)発行の「産経新聞」に ”水面に可憐なバイカモ 兵庫・多可の農業用水路”という見出しの記事が掲載されています。
”兵庫県多可町加美区の農業用水路で、バイカモ(梅花藻)の花が見頃を迎え、住民や観賞に訪れた人たちを楽しませている。これから夏に向け、可憐(かれん)な花が辺りに涼感を届ける。
同区の大袋地区では、集落内を流れる用水路にバイカモが自生している。今シーズンは例年より早めの4月上旬に開花。水の流れに漂ってゆらゆら揺れる藻から、小さな花がいくつも顔を出している。
この用水路は、かつて底や壁面をコンクリート整備する際、バイカモが死滅しないよう底の一部を自然の状態に残した。こうして約500メートルにわたり自生地が保護され、以後は住民らが用水路の清掃やバイカモの手入れに当たっている。”