2021年7月30日(金)発行の「神戸新聞」のWebサイトに”エキゾチック、熱帯の色彩 バナナの花開花”という見出しの記事が掲載されています。
”南国ムード漂うバナナの花が、兵庫県淡路市尾崎の農場で開花した。エキゾチックな色彩が「熱帯の島みたい」と、訪れる人の目を楽しませる。
人気商品「新田さんちのトマトケチャップ」で知られる新田利弘さん(77)が、5年前に工場近くの休耕田で栽培を始めた「アイスクリームバナナ」。一昨年から2年連続で花が咲き、甘い実がなった。これまでは秋に花実を付けたが、今年は2カ月ほど早く開花。約40株のうち、現在4株で花が咲く。
茎の先からぶら下がるように紫色の花茎を伸ばす。花茎を包む「苞葉(ほうよう)」がめくれ上がり内側に並ぶ5~10個ほどの花が顔を出す。
花の根元には実があり、受粉後にゆっくりと育つ。苞葉は次々とめくれ、1株に約100本の実がなるという。新田さんは「さらに株を殖やして、バナナ狩りができる観光農園にしたい」と夢を描く。(内田世紀)"