【あす14日の舞いあがれ!】舞の挑戦をみんなが見守る…勇気を出した凧揚げの行方は?(ORICON NEWS 2022/10/13 17:00 )
俳優の福原遥がヒロインを務める、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』(月~土 前8:00 総合/前 7:30 BS4K・BSプレミアム※土曜日は1週間の振り返り)の第10回が、14日に放送される。
前回は、舞の症状は軽くなっていた。そんな舞の近況を通して、めぐみ(永作博美)と祥子は自然に会話が出来るようになっていた。
そんなある日、舞は近所に住む一太の家へジャムを届けに行く。妊娠中の一太の母が喜んで受け取ってくれるが、急に激しい陣痛に襲われる。助けを求められる舞は、無我夢中で祥子の元へ走っていく。聞きつけた祥子は、舞とともに今度は一太の父の信吾(鈴木浩介)に知らせようと、ふたり一緒に駆け出していく。
今回は、一太の弟の誕生祝に作られたばらもん凧は、2メートルもある巨大なもの。海を見下ろす高台の公園に集まる凧揚げメンバーである船大工の木戸(哀川翔)や近所のお姉さん・さくら(長濱ねる)たちが集まってくる。いざ、始めようとすると、信吾の息子の一太から、舞(浅田芭路)が揚げるようにと勧められる。舞は不安を感じるが、勇気を出して凧揚げに挑戦する。凧は風にあおられてしまうが、みんなが助けに入って、空高く揚がる。
【舞いあがれ!】高畑淳子、朝ドラ選考に「4回落ちた」過去 “祥子ばんば”に込めた思い語る(ORICON NEWS 2022/10/14 08:15 )
© NHK 連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演する高畑淳子
俳優の福原遥がヒロインを務める、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』(月~土前8:00総合/前7:30BS4K・BSプレミアム※土曜日は1週間の振り返り)に出演する才津祥子役の高畑淳子からコメントが到着した。
本作は、1990年代から現在までを描く。福原演じるヒロイン・岩倉舞(いわくら・まい)が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生のドラマとなっている。
――『舞いあがれ!』に出演することが決まったときのお気持ちは?
そりゃあもう、うれしかったです。「こういう役があるんだけど」と話を頂いてから、「どうなるかわかりませんけど、少し待ってください」と言われて何週間か待ちました。何人か候補がいらっしゃるんだろうなと思って、オーディション気分で待ちました(笑)。私たちの時代は朝ドラが登竜門で、私も何度受けたかな。4回ぐらい落ちましたね。そういう若い時の記憶があるぐらいなので、とってもうれしかったです。
――自身の役柄についての印象や、演じるうえで楽しみにしていること、役のここに注目してほしいという点などを教えて下さい。
祥子は五島にある海の資源と陸の資源を無駄なく使って無駄なく生きる、SDGsを難しい理屈なしに当たり前のこととして、おおらかに実践している人です。自分の娘と大げんかして14年も会っていないなど頑固なところもありますが、空を見て、海を見て暮らしている人の強さがあり、発する言葉に深みがあります。
五島ことばが難しかったので、練習をしながら何度も何度も読んでいると、気づくとティッシュの山ができているほど、涙が止まらないんですよね。例えば、「変わりもんば、変わりもんとして堂々と生きたらよか。周りに合わせんでよか。自分ば知っとる人間が一番強かけん」という台詞があるのですが、これも五島の言葉で言うからいいんでしょうかね。標準語で「自分を知ってる人間が一番強いからね」とか言われても、カッチーン!となるかもしれませんよね。海の潮の流れや、空の気候など、あらがえない自然と共に生きている人の言葉だからでしょうね。
船の免許は持っていません。撮影のために二階建てで運転できる船を探してくださったんです。本当は上で運転しているけど、私が運転しているように見える船で撮影したんですが、海面すれすれのところを走るので、座っているすぐ横に波が走っていくのが見えて、本当に気持ちよかったです。五島は本当にきれいでした!
――物語やヒロインの福原さんの印象はいかがですか?
いまの世の中はとても生きづらいと感じる人が多いと思いますが、この作品には、もう少しうまく楽に生きられるはず、もっと違う観点があるのではないか、といった問いかけが込められていると私は思います。脚本家のお一人の桑原亮子さんが、中途失聴による重度の聴覚障害がおありだと知り、だから言葉を紡ぐというなりわいに、ご自身のいろいろなことを詰めておられるのだなと思いました。台本を読むたびに、胸が詰まるような気持ちになったんです。いろいろことにぶつかりながらも生きなければならないことを体感なさっている方なんだなと思いました。
人生っていろいろなことにぶつかりながらも生きていかなければならないもの。朝ドラは「今日もがんばるぞ!」と思ってもらうような役割もあるんだろうなと思いました。福原さんとは別のドラマでご一緒したんですが、肌も透けるようで本当におきれいで。舞ちゃんという人が抱えている繊細さと、気を遣いすぎたり、人のことを背負いすぎたりというところなど、福原さん自身が、常にそういう気配りできる優しさがあるので、まさに適役だと思います。
――放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。
この作品では、五島の美しい夕日や海辺などの日本の旅情的な景色と、人々が忙しく働く東大阪の町工場という正反対の場面が出てきます。朝ドラは歴史上の人物が出てきて流れを感じたり、その時代を回想したりしながら見るのが好きなのですが、同時に「人間の根幹はここにある」ということを感じ取っていただける作品ではないかと思っています。ストレスが多い現代ですが、見る角度を変えれば、親子の問題を含めて氷解することもあります。何か目線が変われば、顔を上げて生きていける。そういう力になれたらと思います。
私達は畑を耕しているわけでも、お米を作っているわけでもありませんが、演劇やお芝居は、そういう面でのお肉を作っていると思うのです。人の気持ちを強くできるというのが、テレビや舞台のいちばんの仕事だと思います。視聴者の方に、気持ちが強くなっていただけたらうれしいです。
NHK朝ドラ「舞いあがれ!」第3週から福原遥登場! ネットでは“チビ舞ロス”?「もう少し観たかった」(iza 2022/10/14 10:04 )
© iza 第3週「がんばれ!お父ちゃん」の予告映像に姿をみせた大学生の岩倉舞(福原遥)。(C)NHK
NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第10話が14日、放送され、番組の最後に流れた次週予告で、第3週「がんばれ!お父ちゃん」(第11~15話)からヒロインが浅田芭路から福原舞に“バトンタッチ”することが明らかになった。
ネットでは、舞の小学生時代が週の途中で終わってしまうことを惜しむ声が殺到した。
大阪府東大阪市と長崎県の五島列島を舞台に、町工場で生まれた舞がパイロットに憧れ、空を目指す物語。福原が主演を務める。
この日は、第2週「ばらもん凧、あがれ!」(第6~10話)の最終日で、1994年、病気療養のため、東大阪を離れて母、めぐみ(永作博美)の故郷、五島列島で祖母の才津祥子(高畑淳子)と暮らす舞が、近所に住むクラスメイト、浦一太(野原壱太)らとともに凧あげに挑戦。一太の父、信吾(鈴木浩介)や島の若者、山中さくら(長濱ねる)らに助けられながら、無事に役目を果たした。元気に走り回り興奮した舞だったが、以前のように熱を出すことはなくなり、祥子は舞を東大阪の家族のもとに帰すことにした。迎えに来ためぐみと一緒にフェリーに乗った舞は、大阪までの飛行機の旅をおねだり。初めてのフライトに大喜びしながら、父、浩太(高橋克典)と兄、悠人(海老塚幸穏)が待つ実家に久しぶりに帰ってきた。
第3週は、ねじ工場を営む浩太を軸にしたストーリーが展開。舞と一緒に飛行場で旅客機を見学するカットに「お父ちゃんもな、飛行機作りたかってん」とのセリフが重なり、得意先から取引を打ち切られて困惑する様子や、それを心配する舞(浅田)が映った。最後は、大学生になった舞(福原)が桜の木の下を歩くカットで締めくくられている。
この内容に、SNSには「まだチビ舞回がある!」「来週もまだ浅田芭路ちゃん観られる」「いきなり成長してなくてよかった~」などの声。一方、バトンたちを寂しがる朝ドラファンも少なくなく、「芭路ちゃんとは来週でお別れかぁ」「もう少し、この子の成長を観てみたかったな」といったコメントも目立った。
また、小学生の舞と祥子の生活を描いた「五島編」が終わることを惜しむ視聴者もおり、「寂しすぎる。もっと五島でのおばあちゃんとの生活が見たい」「爽やかなひと夏の児童文学のような仕上がりにずっと泣いてた」などの書き込みもあった。