エゴノキ:白い清楚な花が枝いっぱいに垂れて咲く。昔は果皮を魚とりや洗濯に利用した。花には長い
柄がある。
2016年5月28日(土)、「ぼたん・しゃくやく祭り」開催中[4/29(祝)~6/5(日)]の一関市
「花と泉の公園」(一関市花泉町老松字下宮沢159-1)ぼたん園にシャクヤク(芍薬)の花を観に行って
きました。先週の20日(金)に行ったときは、半分ほどしか咲いていませんでしたが、今回は大部分の
芍薬が咲いていました。牡丹は数種を除いてほとんどが咲き終わっていました。ぼたんハウスの近くに
植栽されているエゴノキ(チシャノキ)が白い花を沢山咲かせていました。
エゴノキ エゴノキ科 エゴノキ属 Styrax japonica
チシャノキともいう。雑木林などに多い落葉高木。庭や公園などにも植えられている。高さは10mほど。
樹皮は暗褐色で、幹はあまり太くならない。葉は互生し、長さ5~8㎝の長楕円形または卵形で、先は
尖る。5~6月、直径2~2.5㎝の白い花が下向きに咲く。果実は直径1㎝前後で緑白色。果皮は麻酔効
果のあるエゴサポニンを含むので、昔は摺り潰して、魚とりに使った。(今は禁止されている。)分布:
北海道(南部)~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]