2016年8月21日(日)、一関市中里前田地区にある下ノ橋に通じている道路沿いの畑に植栽されているニンジン(人参)が、白い花を沢山咲かせていました。
ニンジン(人参)セリ科 ニンジン属 Daucus carota var.sativus
アフガニスタン原産の1、2年草。高さ:20~100㎝。開花期:春~秋。利用部位:肥大した直根、葉。出回り時期:一年中。食べ方:煮物、カレーやシチュー、グラッセ、サラダなど。植え付け適期:夏にタネ播き。土壌:適湿で、肥沃な土。日照:日なた。
非常に品種の多い緑黄色野菜で、アジア型とヨーロッパ型に大別される。日本には江戸時代初期に中国からアジア型が、江戸時代後期にヨーロッパ型が渡来し広まった。現在、アジア型は’金時’くらいしか見かけなくなった。根だけでなく、葉も栄養が豊富。ビタミンCを分解するアスコルビナーゼを含む。ヨーロッパ型ニンジンのオレンジ色はβ-カロチンによるもので、含有量は野菜の中でも屈指。しかし、アジア型の濃紅色は、トマトなどと同じリコピンによる。[山と渓谷社発行「ヤマケイポケットガイド㉑野菜・果物」より]