peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市中里前田のニンジン(人参)の花 2016年8月21日(日)

2016年08月27日 | 植物図鑑

2016年8月21日(日)、一関市中里前田地区にある下ノ橋に通じている道路沿いの畑に植栽されているニンジン(人参)が、白い花を沢山咲かせていました。

 ニンジン(人参)セリ科 ニンジン属 Daucus carota var.sativus

アフガニスタン原産の1、2年草。高さ:20~100㎝。開花期:春~秋。利用部位:肥大した直根、葉。出回り時期:一年中。食べ方:煮物、カレーやシチュー、グラッセ、サラダなど。植え付け適期:夏にタネ播き。土壌:適湿で、肥沃な土。日照:日なた。

非常に品種の多い緑黄色野菜で、アジア型ヨーロッパ型に大別される。日本には江戸時代初期に中国からアジア型が、江戸時代後期にヨーロッパ型が渡来し広まった。現在、アジア型は’金時’くらいしか見かけなくなった。根だけでなく、葉も栄養が豊富。ビタミンCを分解するアスコルビナーゼを含む。ヨーロッパ型ニンジンのオレンジ色はβ-カロチンによるもので、含有量は野菜の中でも屈指。しかし、アジア型の濃紅色は、トマトなどと同じリコピンによる。[山と渓谷社発行「ヤマケイポケットガイド㉑野菜・果物」より]


一関市中里前田のクレマチス 2016年8月21日(日)

2016年08月26日 | 植物図鑑

2016年8月21日(日)、一関市中里前田地区にある3棟連なったビニールハウスの入口に植栽されているクレマチス紫色で八重咲きの花を沢山咲かせていました。

クレマチス キンポウゲ科 クレマチス(センニンソウ)属 Clematis

南ヨーロッパ、アジア南西部原産の耐寒性つる性宿根草。つるの長さ:200㎝になる。花径:5㎝。花色:ピンク、赤、紫、白。開花期:5~11月。特徴:改良種も含む。小輪~中輪、多花性で花は横向きや下向きに咲く。育て方:日なたと水はけのよい用土を好む。堆肥や腐葉土を十分に漉き込み、大苗を植える。暑さや寒さに強く、強健で育てやすい。新枝咲きで、冬の剪定は地際近くで切る。[講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より]

クレマチス:「クレマチス」とはセンニンソウ属の学名だが、園芸界ではカザグルマやテッセン、その他の原種を交雑して育成された園芸品種の総称として使われている。このクレマチスのことをテッセンと呼ぶ人が多いが、本物のテッセンは花が小形で、6個の花弁状の萼片をもち、花柄に苞がある。クレマチスの花が大形の品種はほとんどが8個の萼片をもち、この点ではカザグルマの形質を強く受け継いでいる。花の色白、紫、青、ピンク、赤などがある。花期は平野部では5月中旬、山間部では6月初旬。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


奥州市江刺ふるさと市場のミニトマト 2016年8月22日(月)

2016年08月24日 | 植物図鑑

2016年8月22日(月)、奥州市江刺ふるさと市場に立ち寄りました。本館と新館の間に展示物のように植栽されているミニトマトが、赤や黄色に色づいていました。黄色に熟したトマトは’イエローオーレ’濃赤色に熟していたトマトは’ピコ’という品種ではないかと思われます。

トマト ナス科 トマト属 Lycopersicon esculentum

南アメリカのアンデス地方原産の一年草。原産地では多年草。高さは3mほどになる。開花期:5~9月。植え付け適期:5月上・中旬に苗を定植。利用部位:果実。出回り時期:一年中、旬は夏。食べ方:生食、各種料理、ジュースなど。別名:アカナス。地中海沿岸の国々の料理には欠かせない野菜。日本では食生活が欧米型に変化するにつれ、消費量が急速に伸びた。現在、市場の大半を占めるのが’桃太郎’などの完熟トマト。肉質はかたいが、樹上で赤く完熟させてから収穫しても、輸送中に傷まないことが理由。昔のトマトの味を懐かしむ声も多い。[山と渓谷社発行「ヤマケイポケットガイド㉑野菜・果物」より] 


遠野市   のアメリカフヨウ 2016年8月22日(月)

2016年08月24日 | 植物図鑑

2016年8月22日(月)、遠野市の卯子酉様に隣接する民家の庭に植栽されているアメリカフヨウと思われる植物が、を沢山咲かせていました。

 アメリカフヨウ アオイ科 ハイビスカス(フヨウ)属 Hibiscus moscheutos

別名:クサフヨウ(草芙蓉)。北アメリカ東南部原産の耐寒性宿根草。草丈:50~150㎝。花径:15~25㎝。花色:ピンク、赤、白。開花期:7~9月。特徴:フヨウ(芙蓉)に似た巨大な花で、朝咲いて夕方にはしぼむ一日花育て方:日なたを好む。自生地では水中に生えるので鉢植えのまま池に沈めてもよい。乾燥地でも育つが、ネマトーダに注意。冬は地上部が枯れるので地際で切り、土を寄せる。[講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花いろ大図鑑」より]


一関市真滝のハツユキソウ(初雪草) 2016年8月21日(日)

2016年08月24日 | 植物図鑑

2016年8月21日(日)、一関市真滝の県道19号線沿いに造られている「真滝三区ふれあい花壇」に植栽されているハツユキソウ(初雪草)/ユーフォルビア・マルギナータが、白覆輪の葉を展開し、を沢山咲かせていました。

ハツユキソウ(初雪草)トウダイグサ科 ユーフォルビア属 Euphorbia marginata

北アメリカ原産の非耐寒性一年草草丈:90~100㎝。花序径:3~8㎝。花色:白。開花期:7~10月。特徴:花は小さく目立たないが、開花期に上部の葉が白覆輪になる。育て方:日なたと水はけのよい用土を好む。移植を嫌うので5月に直播きするか、小苗を根鉢を崩さず植える。摘心を繰り返して分枝を多くする。多湿に弱いので乾燥気味に。[講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より]