peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町のクサギ(臭木) 2016年8月21日(日)

2016年08月22日 | 植物図鑑

2016年8月21日(日)、一関市東山町長坂字東本町のJR大船渡線の下を走る県道19号線沿いに生えているクサギ(臭木)が、香りのよい花を咲かせ始めていました。クロアゲハ(黒揚羽)蝶が、蜜を求めて飛び回っていました。

 クサギ(臭木) クマツヅラ科 クサギ属 Clerodendron trichotomum

枝や葉を切ると独特の臭気があるのでこの名がある。山野に生える落葉小高木。高さは普通3~5m。樹皮は暗灰色で、丸い皮目が目立つ。葉は対生し、長さ8~15㎝の三角状卵形または広卵形。花期8~9月。枝先に香りのよい白い花を多数つける。花は長さ2㎝ほどで、萼は赤みを帯び、雄しべと雌しべは花から長く突き出ている。花は香りが良い。果実は直径7㎜ほどの球形で、藍色に熟す。果期には萼が真っ赤になって、大きく開き、果実とのコントラストが美しい。分布:日本全土。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


えさし藤原の郷「大坂夏の陣」展 2016年8月16日(火)

2016年08月20日 | 彫刻、絵画

2016年8月16日(火)、歴史公園えさし藤原の郷(奥州市江刺区岩谷堂字小名丸86-1)に行ってきました。この日は、歴史公園えさし藤原の郷・平安夏祭 [7/23(土)~8/16(火)]の最後を飾る「江刺鹿踊・日本一の百鹿大群舞」(13:00時~、イベント広場)と歴史公園えさし藤原の郷の企画展・戦国最後の戦い『大坂夏の陣』展 [7/16(土)~9/25(日)]の両方見られるので出かけた次第。

歴史公園えさし藤原の郷企画展「戦国最後の戦い『大坂夏の陣』展」は、入場口の近くにある

天空館で開催 [7/16(土)~9/25(日)]されており、大阪城天守閣蔵の重要文化財「大坂夏の陣図屏風」原寸大レプリカ=複製(紙本金地着色、右隻6曲1双、左隻6曲1双)などが展示されていました。

(上と下)重要文化財 大坂夏の陣図屏風(紙本金地着色6曲1双屏風=レプリカ):右隻には、大坂夏の陣で大阪城落城にいたる数時間前の情景左隻には最後の決戦の当日、戦場と化した大坂から必死で脱出を計る人々が克明に描かれています。各隻150.3㎝×360.7㎝。

館内の真ん中に「大坂夏の陣図屏風」を映像で読み解く場所が設けられており、その周囲に

屏風(画面)の一部を切り取った画像とその詳しい解説が展示されていました。

 

 


奥州市江刺鹿踊・百鹿大群舞~えさし藤原の郷 2016年8月16日(火)

2016年08月19日 | 映画、演劇、民俗芸能

2016年8月16日(火)、歴史公園えさし藤原の郷(奥州市江刺区岩谷堂字小名丸86-1)に行ってきました。この日は、歴史公園えさし藤原の郷・平安夏祭 [7/23(土)~8/16(火)]の最後を飾る「江刺鹿踊・日本一の百鹿大群舞」(13:00時~、イベント広場)と歴史公園えさし藤原の郷の企画展・戦国最後の戦い『大坂夏の陣』展 [7/16(土)~9/25(日)]の両方見られるので出かけた次第。とても素晴らしいイベントで感動しました。

 


奥州市江刺区のハナトラノオ(花虎の尾) 2016年8月16日(火)

2016年08月17日 | 植物図鑑

2016年8月16日(火)、国道456号線沿いにある回進堂(奥州市江刺区愛宕字力石211)に立ち寄りました。私の大好物の栗最中を買うためでした。店の傍の道路沿いの花壇に植栽されているハナトラノオ(花虎の尾)/カクトラノオ(角虎の尾)淡ピンク色の花を沢山咲かせていました。

 ハナトラノオ(花虎の尾)シソ科 カクトラノオ属 Physostegia virginiana

北アメリカ東部原産の多年草。属名から「フィソステギア」とも呼ばれる。また、花穂が太く、茎が四角なので「カクトラノオ(角虎の尾)」とも呼ばれる。一度植えると2年目には群生するほどになる。高さは40~120㎝。細長い葉を対生するが、一節ごとに90度ずつずれるので、整然と十字形についているように見える。茎の先に長さ10~30㎝の花穂が出て、淡紫紅色唇形花が下から順に咲き上がる。丁度8月の月遅れのお盆の頃が最盛期で、盆花としても使われる。白花もある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


一関市大東町摺沢のボタンヅル(牡丹蔓) 2016年8月12日(金)

2016年08月13日 | 植物図鑑

2016年8月12日(金)、一関市大東町摺沢JR大船渡線と県道19号線に挟まれた緑地に生えている樹木に覆い被さって繁茂しているボタンヅル(牡丹蔓)が、白い花を沢山咲かせていました。

ボタンヅル(牡丹蔓)キンポウゲ科 クレマチス(センニンソウ)属 Clematis apiifolia

日当たりのよい山野に生える木質のつる植物。葉は小葉が3個ある複葉で対生する。小葉は長さ3~6㎝で、先は尖り、縁には不揃いの鋸歯がある。葉がボタンの葉に似ているので「牡丹蔓」の名がある。8~9月、直径2㎝ほどの白い花が群がってつく。花には花弁は無く、花弁状の萼片が4個ある。萼片の外側には白くて長い毛がある。果実はそう果で、先端に花のあと伸びて羽毛状になった花柱が残り、風に乗って散布される。分布:本州~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]