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前立腺肥大症

2016-04-13 11:33:21 | 健康・病気

フリーペーパーの記事をパラパラ見たら、前立腺肥大症について書いてあって、思わずいただいてきた。

花粉症のお薬をもらいに行った病院待合室に置いてあったものです。

こんなタイトルがあったから、我が身のことかと熟読した。

著者は山西友典先生。独協医科大学病院泌尿機能センター長。

フリーペーパーは「カルナの豆知識」の4月、5月号です。

前立腺肥大症は50歳以上の男性のうち5人に1人がなる。

私自身も健康診断時にまだ泌尿科にかかるほどじゃないと言われているが、頻尿、尿意切迫、残尿感はバリバリ出てきた。50歳を超えたあたりから、肩の関節が固くなってきたこと、視力が悪くなってきたこと、それと前立腺肥大による諸症状が感じられてきた。体力が緩やかに落ちてくるのは、いくらトレーニングを増やしても仕方ないことに気がついてからは無理をしなくなった。日常で不便になったのは視力の劣化と前立腺に関する症状です。

前立腺は男性だけにある器官で、膀胱から尿道が出ていて、尿道を囲むように前立腺があるとは、この図で初めて知りました。

元々、クルミ大のがミカンの大きさになったら、様々な影響が起こって当たり前。前立腺が肥大する原因は解明されていないそうです。ホルモンの変化だろうとは推測できます。

ランナーである私は都内の公衆トイレの位置をほぼ把握しています。ランニングや車で都内を走り回るとき、尿意を催したら速やかにトイレに行きたいでしょ。それで、都内トイレの位置を覚えてしまった。千代田区のどの辺を走っていたら、この方向だと何処に車が止められるトイレがあるか、神田川に沿ってランニングに出たら、どことどこにトイレがあるか、頭の中にトイレ地図がインプットされています。

病院などで配布しているフリーペーパーで、これほどわかりやすく前立腺肥大症を解説しているのはない。

50歳以上で5人に1人は少なくないかーーー???

対処方

①排尿障害とはおしっこの勢いがなくなることで、その理由は、膀胱に尿を溜めるための尿道括約筋や前立腺の筋肉が収縮しっぱなしになるから。排尿にかかわる筋肉は自律神経なので、この交感神経を緩めればよい。

そのお薬がαブロッカー。

品名が「ハルナールD錠」。どこの製薬会社かわかりません。医師と医薬品メーカーの癒着はあるかもしれないが、とりあえずお薬はこれです。

②肥大した前立腺その物を小さくするお薬があります。でも前立腺肥大症を根本から治すお薬じゃなく、服用している間だけ効果(小さくなる)があります。服用をやめると再び症状(肥大する)が現れます。

そのお薬は5α還元酵素阻害薬、抗男性ホルモンで、商品名としては「アボルプカプセル」。

③頻尿や尿意切迫感などの可活動膀胱の症状の時は、膀胱の神経過敏や緊張を緩める抗コリン薬があります。排尿をスムーズにするPDE5選択的阻害薬などがあります。

お薬名は抗コリン薬では「ウリトス錠」。PDE5選択的阻害薬では「ザルティア錠」「ベタニス」などなど。

④外科手術で前立腺を切除する方法が最後の手段であります。尿道口から切除鏡を押し入れて、肥大した前立腺を電気メスで削り取ります、、、。細い尿道にそんな物騒なものを入れるので痛そうだーーー!

もうひとつが衝撃波で前立腺の辺縁領域と中心領域を剥離して膀胱に落とし込みむ方法です。

 

ひとりひとり違った症状なので、最適な治療を相談されるのがよろしいとのこと。

前立腺肥大は男の人だったら全員悩んでいるんだと思っていました!

たった5人に1人なのーーー。

 

コメント
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