ランシモ

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銚子電鉄に乗ってきた、乗り鉄ですー

2016-04-10 20:42:19 | 鉄道

乗り鉄の初級だと思う銚子電鉄に乗ってきました。

日曜日だが仕事があって、始まりだけいてあとはスタッフにお任せ。植木等のいい加減サラリーマンみたいだな、超がつくほど古いーーー。

ジャーン

はるばる来たぜ千葉の果てまで~~~。

新宿からだと総武線で千葉まで、そこで総武本線に乗り換えると一番わかりやすい。しかし時間がかかります。

錦糸町から特急もあります。

錦糸町から銚子まで特急で1時間30分で、普通列車だと錦糸町から快速で千葉まで行き、そこで総武本線に乗り換えるから2時間30分ぐらいかかる。

乗り鉄はローカルが好きなのが鉄則ですよ~~~。

銚子電鉄の銚子駅はなにやらお化け屋敷みたいだ。

そもそも、普段は駅員さんもいないし時刻表もない。ネットか旅行本で調べてこなきゃ列車のタイムテーブルも現地じゃわからない。すさまじく手抜きな鉄道会社さんです。

ところが、そこが鉄マニの心をぐわしと握っているのかも。

仕方なく駅内にあった観光協会で聞いたところ、観光協会さんが独自に作った銚子鉄道時刻表というのがあって、観光協会のおばさんが自慢していた。でも嘆いているのか笑っているのか、よく分からない対応だった。

都電の駅よりは椅子があちこちにあるだけマシかなーーー。

アールデコと言うのかな、、、ちょっとみすぼらしくはあるが。

こうなると、なんだかわからなくなる。

メンコ???、しりとり???、歌合せ???

初代若乃花だったら60年前じゃないの。

玉錦だったらもっと前、戦前戦後かもーーー。

よくわからんなーーーなぜ銚子電鉄の改札にあるんだーーー。

電車が来ないうちに通路を渡る猫を発見。

三毛猫はのんびり歩いていて、列車の時刻表を暗記でもしているのか?

もっとも1時間に1本ぐらいだから、感覚で理解しているのかも。

ようやく、銚子鉄道の列車と言っても2両だが姿を現したが、遠くに見えてからが長かった。

えらく、ゆっくり走っているのかー。

切符は列車の車掌さんから買います。

昔ながらの車掌さんで、えらく元気が良かった。

バスも列車も車掌さんがいたものですねーーー。

つまり銚子鉄道には駅員さんがいない無人駅が多いのだろう。

むろんスイカなど現代の切符(アイテム)は使えません。

ネットワークやIT機材など金がかかりすぎて、そんなものを構築してメンテナンスするのはバカバカしいのだそうだ。

車掌さんは切符だけじゃなく、子供や老人の世話までするから、こんな有能なシステムは他ではないのだろう。

往復割引で600円で片道40円ぐらい安くなっているようだ。

多くの観光客は1日乗車券を買っていた。

それだと、ぶらりローカル鉄道の旅が満喫できますーーー。

気ままにキャベツ畑で降りて、太平洋を見てからトコトコ歩いて隣の駅で待っている、、、いいですねー。

2両連結の列車に乗ったら天井がすゴイことになっていた。

LEDのイルミネーションと風船だらけ。

水族館をイメージしているようだ。

これがグルグル色が変わって面白いのーーー。

日陰を通るとその色とりどりが、いちだんと映えて水族館の中にいるような気分になります。

この列車は水面下を走っているんだと、なかなか面白い。

日中より日が沈んでからの方がオススメかなーーー子供には。

車掌さんがこうやって乗客の切符を拝見しています。

風船が大きいので背を屈めなきゃ通れないところもある。

子供ちゃんは大喜びです。

乗り鉄としては・・・・・。

通常はこの車両だけで運行しているようだ。

赤い電車も数台置いてあったから、混雑時期には運行するのかも。

新型車両と書いてあるが、、、いつの新型なのか銚子電鉄のことだから、真っ当に信じちゃいけない。ぜったいに化かしがどこかにある。

キャベツ畑、さつま芋畑、大根畑の中を走っています。

銚子といえば犬吠埼燈台でしょうーーー。

ここに上がれば水平線が丸く見え地球の言葉が実感できます。

燈台の中は狭く、螺旋階段は人がやっとすれ違えるくらいです。

50kmぐらい先まで照らしているそうだ。

船舶の安全を守っていたんだ。

映画で「灯台守り」という名作があったなーーー。

いい映画でした、、、。

これが明治時代にフランスで造られた燈台の心臓部。

直径5mぐらいのガラスのレンズ(フレネルレンズ)です。

この写真の面は裏側で2つ中位のレンズが並んでついている。

表は大きなレンズが1枚あります。

つまり、灯体が常時回転しているので強い光が1回、弱い光が2回瞬くようにできている。

その瞬きぐあいで、どこの燈台かわかるのだろう。

犬吠埼燈台は、たしか日本初だと思った。

だから200年前のものだ。

上の写真は裏で、表は下の写真。

現在の犬吠埼燈台のワット数はHMIの400wだそうで、意外に小さい光量です。

でも、レンズが5mぐらいあって巨大でかつ効率が良いのでしょう。

この展示品は200年前の本物(初代)で、薄明るいくらいの光源でもキラっと光っていました。

歴代の燈台ランプだそうです。

左下の大きいのが1500ワット。

今のはHMIなので400ワットでそれに相当する光量があります。HMIは撮影の現場ではよく使っています。でも400ワットのような小さなものはなくて1200ワットとか2500ワット、4000ワットが普通です。映画撮影などでは必需品です。LEDじゃまだまだ光量が足りないのだ。

この400ワットの効率の良さは特筆ものですね。レンズが巨大で精度が良いのでしょう。


さてさて、乗り鉄としては銚子電鉄を応援するために「ぬれせんべい」を買ってきた。

しかし銚子電鉄支援には、もっと多く20枚ぐらい買ってやれば良かった。

銚子電鉄の犬吠駅舎内で実際に「ぬれせんべい」を焼いていました。

実演、、、「ぬれせんべい」銚子電鉄の駅員さん手作りです

このせんべいはグニュグニュで美味しく病み付きになります。

観光協会が作成した銚子電鉄の時刻表です

時刻表は駅構内にもないし時刻表のペーパーもないのです。なんというか、、、徹底的にケチなんだーーーでもそれにしても、始発駅の銚子駅に時刻表が掲示していないのはなんなのさーーー。

銚子へ行くなら1泊ぐらいがいいかも。

銚子電鉄のHP

http://www.choshi-dentetsu.jp/

そうそう、銚子電鉄の電車は電気とモーターで走っているんじゃなくて、、、なんと乗客の皆さんの温かい心意気で動いているそうだ。

そうか、この電車は浅田次郎原作の映画「ぽっぽや」と同じように幻列車だったんだ、、、とわかった次第。

いすみ鉄道へ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0cac0a8ead7bd8890540731d88df065e

いすみ鉄道へ②

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0c752ec18735bc92ec6841992840901d

大井川鉄道のトーマス君

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f0c7d05da8388d08d02e0895d03ed46e

コメント
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