マジカルミステリーツアーのDVDを貸してくれた(と思ってたのだがくれたものだった)ビートルズマニアは、もう一枚「レット.イット.ビー」の映画のDVDも持ってきてくれていた。この映画、封切り当時地元の映画館で観ていて、テレビでも何回か観ているはずなのだが、じっくり観るとこんな場面あったかと思うようなところがいくつかあり面白かったが、興味の中心は、どうしても当時のオノ.ヨーコがいる事によるメンバーの微妙な人間関係の揺らぎということになる。当時の状況を考えると、音楽に関係ない人間が、まるでフィクサーのように君臨していたら相当鬱陶しいのではないかと思う。その点ではポールに深く同情する(音楽的にはジョンの方が好きだが)。
と、懐かし世界はその辺にして、現在のポールの話。彼が新しいアルバム(ジャズをカバー)を出したということで、ビートルズマナニアがまたまたそのCDを持ってきてくれた。どうも、周りに趣味を分かってくれる人がいないようでこちらに持ってきてくれるようなのだ。私としては有難く拝領するだけである。買うまでには至らないが、聴いてみたいとは思うのでこちらとしても嬉しい。そして、貰うだけではちょっとあれなので、手元にあったアルドリッチの「飛べフェニックス」と山中貞夫の丹下左膳餘話 百萬兩の壺(コピーしたので太字のまま)を貸したのであった(それほど詳しそうではないが興味はありそうなので)。