このところの暖かさで、ビオトープのヤゴたちも大分活発になり、昨日はヤンマ系の二頭が脱皮していた。ヤゴは、羽化するまでに脱皮を十数回繰り返すのだが、この辺りの詳しい値は定かではない。そしてその脱皮殻は、まるでぬいぐるみをきれいに脱いだようにヤゴの形をしているので、一瞬、数が増えたのかと思うくらいだ。つまむと、ぬいぐるみと一緒でふにゃとなってああ脱皮したんだと実感する。古い殻を脱いだばかりのヤゴ本体の方は、直後はいつもの茶色ではなく、薄いペパーミントグリーンのような色で、こちらはこちらで一瞬新種か?と思う。色、更にその変態ぶりと、なかなかに神秘的である。