今朝は物凄く寒かった、と思って確認するとマイナス8.7とそれほどでもなかった。その割には寝てるときかなり寒く感じたのは何故だろう。単に寒さに弱くなってるからか。或いは防寒対策が今一つだったのだろうか。
今年の三が日は、タレントが出てきて大騒ぎの番組は一切見なかった。年末特番と同じく正月の風物詩として楽しみにしている人もいるかもしれないが、本当、見る気が起きない番組である。結果、BSということになるのだが、昨日は黒木瞳がフランス料理を探るというドキュメンタリーをやっていた。パリの高級三ツ星レストラン(ブリストル)やブルゴーニュ、ボーヌのビストロを紹介したり、パリの家庭にお邪魔して普段どういうものを食べてるかを探ったり、小学校での有名シェフ(ギ.マルタン)によるフランス料理の授業風景など盛りだくさんの内容ではあった(黒木瞳の料理に対する感想があまりに貧弱だったが)。
しかし、一つだけこれは止めてほしいというものがあった。それは、ブルゴーニュのビオワイン生産者の家にお邪魔して、そこでのパーティーに自分の料理を振舞うというよくある企画のことだ。現地の郷土料理をいろいろ食べる事の方が番組の趣旨だろうに、何故わざわざ自分の得意料理(多分)である如何にもな家庭料理を披露する必要があるのか。企画自体いらないが、今回はその料理自体が更にひどかった。材料を見て嫌な予感がしたが、それは大当たりだった。一つはお好み焼きで、もう一つはめんつゆを使った明太子スパゲティだったのっだ。二つとも家庭料理ではあるが、どっちもジャンク系としか見えない。ワインに合うとも思えないし。何だか得意そうに作っていたが、方やワイン文化に根ざした郷土料理、方や日本のB級料理、見てて恥ずかしくなってしまった。こういう番組は必ず女優などのリポーターを使うが、ほぼ全てそのリポーターのおかげで内容は薄くなる。結局この手の番組は、リポーターが色んな服装で出てくる姿そのもののほうが重要なのだろう、と見るたびに思うのだった。