ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

川行脚

2013年02月22日 | Weblog

 

全国的に寒いのでここだけの話ではないが、これだけ寒いと(今朝もマイナス10度以下)、本当に春は来るのだろうかと思ってしまう。そんな寒い中、例のコロンビアの長靴を履いて川のゴミ取りに行った。殆どボランティアのような活動だ。外気がマイナスの中小さな用水路を遡って大きな川の(もう渓流に近い)取水口まで、ゴミがつかえてないかと点検し、空き缶などがあれば回収するのだ。ゴム手袋をはめた手にはゴミ袋をぶら下げ、約往復一キロほどの川行脚だ。

小さな用水路は水深10センチ程度でゴミも大してなく問題ない。ところが最後の取水口はそういうわけにはいかなかった。枝や枯れ草などのゴミが入り込まないように格子状の鉄製のフィルターを置いてあるのだが、そこにたっぷりと枯れ草などが絡まっていた。渓流のようなと言ったように、流れは結構速く、しかも深さは30センチ以上。コロンビアの長靴の出番である。ゆっくり足をしのばせると、ぎりぎり大丈夫のようだ。片足だけを入れ引っかかったゴミを取り除いていくと、いきなりいやーな感触が。作業をしていくうちに水が浸入したのだった。長靴も常に垂直になってるわけではないから。垂直でギリギリだったからこうなるわな、と後悔。それよりきつかったのは、水の冷たさ。ゴム手袋では冷たさを全く防げない。作業をしてくうちに完全に手は麻痺し、兎に角痛い。そして足元は気持ち悪い。

ということで、散々な川行脚となってしまった。むしろ川修行と言った方がいいくらいだ。

コメント