ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【食】黒かつ亭 天文館店 [和食@鹿児島]

2014年06月15日 22時00分05秒 | 外食記録2014
黒かつ亭 天文館店(くろかつてい てんもんかんてん)[和食@鹿児島][HomePage][食べログ]
2014.1.4(土)11:15入店(初)
注文 黒かつ亭ランチ 980円

・鹿児島名物の黒豚を味わうべく、トンカツ専門店へ。
  
・こちらは鹿児島中心部を走る朝日通沿い。店は鹿児島市電(路面電車)『朝日通』駅より100mほど西側に位置しています。
  
・店内はカウンター7席とイス席が二人掛けの小さなテーブルを中心に約10卓。揚げ物を扱う店なので、床は油でベタベタです。BGMは和楽器が奏でる正月音楽。店を賄うスタッフは約4名。
  
・カウンター上に並ぶ酒瓶やソースなど。こちらは夜間は『黒べぇ』と名を変えて居酒屋として営業しています。また料理の出前も請け負っている様子。

・メニューはトンカツを中心とした揚げ物をおかずにした定食が各種。今回は二種類のトンカツが味わえる『黒かつ亭ランチ(980円)』を注文。
   
・トンカツは薩摩黒豚のロースとヒレ。どちらも肉質は上等で、ロースは脂身から滲み出す油までいい味がします。また衣は、ふんわり・サクッとした歯ごたえで、さすがに専門店らしく上手に揚げてあります。ボリューム的には、かつが小さめではありますが、味見が目的の私にとっては程よい量でした。
  
・ソースはゴマ味噌ダレと黒ソースの二つをお好みで。ゴマ味噌ダレは甘さ控えめな風味でなかなか美味。ゴマはどう使うのか迷いましたが、メニューによるとソース・トンカツ・ご飯どれでも好みで使ってくださいとのこと。
  
・ご飯、サイコロ状の野菜があれこれ入った具だくさんの味噌汁、別皿のためトンカツを濡らすことがない千切りキャベツ。ご飯は少なめですが、ご飯とキャベツはおかわり自由です。

   
[Canon PowerShot S120]
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【旅】ウィーン演奏旅行2日目

2014年06月15日 08時00分24秒 | 旅行記録
ウィーン演奏旅行2日目 2014.3.27(木)
1:30頃に羽田空港を離陸して、機内で一泊。

離陸してやっと眠れると思ったら、なんと食事が出てきた。時刻は日本時間で午前3時近く。一応、夕食ということらしい。朦朧としながらも何とか胃に詰め込む。
 
ほとんど寝たかどうかも分からないような時間をしばらく過ごして、今度は朝食。和食を選択。ご飯に加えてしっかりパンも付き、ボリューム満点。

中継地のドバイまでもう少し。
   
現地時間の朝8時ごろドバイ国際空港着。羽田からかかった時間は11時間以上。
世界の主要空港はどこも広いが、ドバイも広大。乗り継ぎのために1km以上歩いた感覚。
中東に降り立つのは初めてなので興味津々。
 
空港内の店を見て回る。棚に並ぶオロナミンCやコーラや酒瓶。

現地時間の10時ごろドバイ発。
  
機内では、食べてうつらうつらして、飲んでうつらうつらして、の繰り返し。

よーーーやく、目的地のウィーンが目前に。ドバイからの飛行時間は約6時間。計17時間以上にもなる空の旅でもうへとへと。

現地時間の13時頃、無事ウィーンの空港に到着。
荷物の受取にてトラブル発生。
「コワレモノ扱い」で預けていたS氏のホルンだけいつまで待っても出てこない。
「外の別な窓口で受け取るんじゃないか?」ということでゲートを出てしまい、結果的にこれが失敗。
案内窓口に問い合わせてみると「ゲート内に戻れ」とのこと。
そこで裏口へと向かい、ガラス戸のそばのインターフォンで中の職員と交渉するも、三人ともカタコトの英語しか話せず交渉は難航。
と、そこへたまたま通りかかった現地在住の日本の方と思しき若い女性が日本語で「どうかしましたか??」と声をかけてくれ、私たちに代わって流暢な英語で難なく交渉し、裏口からゲート内へ戻ることができた。
まさに "神様"!!

結果として、荷物受取場の片隅の「コワレモノ」用の別窓口にポツンと置き去りにされていたホルン(アレキ)を発見。
楽器を紛失したかと、肝を冷やした一件。

空港からホテルまではタクシーで移動。
事前に交渉用のドイツ語資料を作っていたので、タクシーへの交渉はスムーズ。資料は大いに役立った。
海外のタクシーというとイメージが悪くてちょっと不安があったが、運転手のおじさんは親切だった。
ウィーン中心部のホテルまでチップ込みで60E。電車よりは割高だが、重い荷物を背負って電車を乗り換えたり街を歩くことを考えると移動はかなり楽で、3名以上なら断然得だと思う。
  
ホテルへ向かう途中、中央墓地に立ち寄る。
タクシーにはちょっと待ってもらって、ベートーベン、ブラームス、シュトラウス父子などの楽聖たちが眠る墓地を散策。
 
タクシーでスムーズにホテルに到着。
三名一室だったので一泊あたり5千円弱と割安だった。
後の予定が詰まっていたので、息つく間もなくすぐに出かけることに。
  
向かった先は、憧れのウィーン楽友協会。
まずはチケットオフィスで事前に予約していたチケットを入手。(小さなトラブルはあったが無事解決)
そしていよいよホールへと足を踏み入れる。
この日の催しはズービン・メータ指揮ウィーンフィルの公開リハーサルで、開演ギリギリの時間になんとか会場に滑り込む。
席はホール最後方の立見席で、入場料はたったの5E(千円弱)。
"黄金のホール" と呼ばれるきらびやかなホールに見とれてキョロキョロしていたところ、突然スッと未知なる刺激が耳に入り、それが「音」だと気づくまでに一瞬の間があった。
それが『オルガン付き』出だしの弦楽器の音だと認識した瞬間、「ゾゾゾ」とトリハダが。
これがウィーンフィルとのファーストコンタクト。
言葉にならぬ感動。
最高の会場で最高のオケが奏でる音は、まさに天上の音楽。
その後は長旅の疲れも忘れてただただ夢中で音楽に浸り、一時間ほどの『オルガン付き』リハーサルはあっという間に終了。続く『悲劇的序曲』がひと段落したところで、後ろ髪ひかれつつ会場を出ることに。
立見席なので前列に180cmを越えるような長身の外人さん達が立ち並ぶと演奏の様子を見るのは困難だが、音を聴く分には全く問題なく、よく聴こえる。

駅の自動販売機にて、公共交通機関のチケットを購入。
勝手が分からず、切符一つ買うにもガイドブックを参照しながらあれこれ試行錯誤。

街を少し歩くと、立派な国立歌劇場の建物が。
「さすがはウィーン!」とテンションが上がる。

国立歌劇場そばから路面電車に乗り、フォルクスオーパーへ向かう。
目についた適当な電車に乗ったところ行き先が違っていて、途中電車を乗り直す羽目に。
ウィーンの路面電車網は複雑。
それでも何とか劇場へ辿り着き、チケットを入手。
  
オペラの開演前に劇場そばのレストラン "FRANCESCO" で腹ごしらえ。
まずはビールで乾杯し、クリームパスタ、ピザ、鶏肉料理を注文。
どれも美味しかったが、やはり一番美味しいのはビール?
三人で三皿の注文でかなりお腹いっぱいになる。
 
フォルクスオーパーにてオペレッタ『こうもり』を観劇。
席は最上段で24E(3千円ちょっと)の安い席。
フォルクスオーパー(市民歌劇場)というだけあって、オペラとはいってもかなり大衆的な雰囲気。
座席は半分程度しか埋まらず、すぐそばを通る電車の通過音がゴトンゴトンと時折聞こえてきて、なんとも気だるい空気が流れる。
英語字幕が付いていたのが意外だったが、自分の語学力ではとうてい追いつけないスピードで途中で読むのをあきらめた。
長旅の疲れから徐々に意識が遠のいてきたところで、ふと隣を見ると、同行の二名は豪快に爆睡中。
そんなくだけた雰囲気だったが、演奏の方はさすがにオケも歌も一流。
普段オケで演奏する曲が生まれる "土壌" を肌で感じる体験だった。
上演中時折、"HAHAHA!!" と会場が大いに沸く場面があったが、話しに着いていけないのがちょっと悔しい。
休憩時間に、同じく観劇に来ていた室蘭から参加のSさん一家と久々の再会をし、互いの無事を確認。

当初、観劇後にどこかへ飲みに出ることを考えていたが、三人ともその気力は無く、おとなしくホテルへ帰ることに。
しかし、せめて缶ビールを買って帰ろうという話になったが、この入手に大苦戦。
賑やかな街を歩くも、飲み屋はたくさんあるがスーパーは既に閉店しており、コンビニの類の店も無く、あきらめかけたところでふと目に付いたファーストフード店の棚に缶ビールを発見し、ホテルに戻ってめでたく酒盛り。
こうして旅行2日目は終了。
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