長崎市江戸町にある「永楽苑」へ。
あえて13時過ぎに行ったのですが、ひとり並んでいました。
コロナで席数を減らしているようで、それで最近はずっと行列ばかりだったのですねえ。
この日は麺でなく、カニチャーハンを食べてみたかった。
麺ばかりなのでちょっと控えてみる。
きたよ~。
意外とボリュームもあります。
すごいわけではないけど、ゆる~く美味しい。カニの風味はそう強くはない。
チャーハンはあまり食べない。意外と油が多くてもたれるまではいかなかったけど、
気持ちヘビーでした。でもしみじみと味わいましたよ。
今夜の試飲はこれ。
2020 サントネー(フィリップ・コラン)
(仏、ブルゴーニュ地方、ピノ・ノワール種、赤、4千円台前半)
サントネイと書くかサントネーと書くか、微妙にどっちでも良い気がしますが、これは村の名前です。
知名度はそう高くなく、穴場の村となります。造り手のフィリップ・コランはとても腕も良く価格も
高騰しないですんでいる(今のところ)優良なドメーヌです。
香りはチェリー、カシス、イチゴなどのフルーツにスミレや紫~赤い花や絵の具、スパイスなど。
味わいはピチピチに若く、弾けるようにあふれる果実味とほど良いタンニンと若い酸。
密度が濃く、時間がまだ必要です。少し経つとチャーミングで明るく、きれいな味わいになります。
とても健全で美味しく、若く美味しいブルゴーニュの典型スタイルでしょう。
now~2027年くらいで十分に楽しめると思います。
近年高騰の激しいブルゴーニュとしてはこれでも十分に価値のある味わいだと思います。
今年のボジョレーヌーボーと同等の価格ですので、ぜひこちらを飲まれください。
ちなみにコルクの上部は蝋が付いていました。
どういう意図なのでしょうね。
雑菌が入りにくくするため?かもしれません。