魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

佐世保バーガー-ベルビーチ-Ch.ラネッサン2018

2021年09月13日 | ワイン 2021

浜屋デパートで県産品祭り。

 

普段は滅多に行かないデパートなんだけど、奥さんに頼んで買ってきてもらいました。

 

780円だったけ。そんくらい。

 

 

甘いマヨの誘惑~。

 

 

いくよ~。齧るとこんな感じ。見苦しいかな。

でも誰が食べてもこうなる。

マヨソースはもっとたっぷりでも良かったなあ。

長崎市内でももっと佐世保バーガーに進出して欲しいし、それ以外のスタイルの

美味しいバーガーも出てきて欲しい。

 

 

 

さあ、今夜の試飲はこれ。

 

2018 Ch.ラネッサン

(仏、ボルドー、オー・メドック地区、カベルネ・ソーヴィニョン種他、赤、2千円台後半)

 

有名ワインです。どういう意味で有名か?と言われますと、安くて美味しい本格的ボルドー、

コストパフォーマンスのメチャ良い、マニアは知ってるご推薦銘柄と言えると思います。

そんなワインの2018年という偉大な当たり年のものです。初期状態を知りたくて飲んでみます。

 

香りはプラムやブラックベリーなどのフルーツに、煮詰めたジャム、エンピツの芯、杉、

コショウ、甘草、奥の方でロースト香など。

 

偉大な年だから、味わいはさぞかしタニックで飲み辛かろう?と思いきや、果実味は

実にピュアでエレガントさがあります。いきなり飲めますね。

多分リュットリゾネやビオロジック農法のせいでしょう、雑味が少なくピュアで焦点が

合っています。ただし、現時点でも美味しく飲めますが、2、3年後からもっと本領を

発揮し出す可能性が高いと思います。

 

3千円以下のワインを何年も寝かすなんてあまりないでしょうが、これは面白いと思います。

ジェームス・サックリング 92ー93点、WA89-91+点。専門家の評価も高いですね。

 

昔はもっとストレートにパワーがきていた印象がありますが、近年は造りが変わっています。

明かにエレガント路線になっていて、きれいな造りです。モダンボルドーなスタイルでしょう。

 

 

 

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東洋軒-サラダパン-BrgB(ピエール・モレ)

2021年09月10日 | ワイン 2021

学生の時にお昼にやたらと食べていた「東洋軒」が閉店するらしい。

ということで行ってきました。

思案橋にある「ぱんのいえ 東洋軒」。

 

9/18で閉店のようだ。

ただ、時津店は残るみたい。完全になくなるわけではないけど、時津までは

買いに行かないだろうな。

 

多分最後のサラダパンを味わおう。

中にはポテトサラダが入っています。東洋軒と言えばこのパンでしょ。

中学生、高校生の時、登校するとまずパンを注文。

お昼には届くシステムだった・・・よね。

懐かしさとともに噛みしめよう。

アーケードにあった東洋軒のレストランも子供の頃はよく行ったしねえ。

 

 

 

さあ、今夜の試飲はこれ。

 

2017 ブルゴーニュ シャルドネ(ピエール・モレ)

  (仏、ブルゴーニュ地方、シャルドネ種、白、3千円前半)

 

これは輸入元のセールです。3千円後半~4千円程度のものです。

 

香りは少し熟成しかけた黄色~黄金色の香り。熟した柑橘類にバター、蜂蜜、

オークからくるナッツやバニラ、厚みを感じます。

 

味わいは厚い果実味がしっかりと上記の蜜や熟した風味が乗ってきます。

この2017年は白の当たり年でしっかりした構成で、酸味もあってだれることもなく、

まだまだ新鮮な張りも感じます。ちょうど飲み頃かもしれません。

ここから寝かせてもまだまだ酸がしっかりとあるので大丈夫で、もっと

良い形が見えてくる可能性もあります。そんなポテンシャルはあります。

美味しいブルゴーニュシャルドネです。

 

 

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マティマハル-BrgR(ミシェル・ノエラ)

2021年09月08日 | ワイン 2021

最近はお昼も自粛気味です。

 

マティマハルにてテイクアウト。

野菜のカレー(激辛)にナンを。

超激辛というのもあるのですが(普段はそっち)、奥さんも食べるかも?と思いちょっと穏やかに

してみたら、ひと口しか食べんかった。

 

ひとつだけ言っときます。辛いの好きな人は舌がおかしい?というのは嘘です。

赤ワインのシブいの、コーヒーの苦いの、ビールの苦いの・・・よくそんな

シブいのや苦いの飲めますね、と言われるようなもの。同じです。

インドや中国やメキシコや、辛いものたくさん食べる国の人の舌がみんなおかしいか?

と言われるとそりゃ確かに違うよね、ということでご理解ください。

 

 

 

そんな舌で飲む、今夜の試飲はこれ。

 

2019 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(ミシェル・ノエラ)

  (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール種、赤、3千円後半)

 

ミシェル・ノエラは2018年ものがとても素晴らしく、驚きました。

2019年ものがリリースされたので、早速の試飲です。

 

香りはチェリーやカシスなどのフルーツに赤い花、カカオやチョコが乗っかり、ちょっぴり

コショウやシナモン、肉や硫黄っぽさもあります。

 

味わいはとても優しいアタックにエレガントな果実味、赤い花のようにチャーミングさと

肉的旨味も兼ね備えていてとても美味しいです。ちょっとだけ冷やし過ぎてしまい、

オーガニックっぽい硫黄や肥料っぽい風味もあり、あくまで個人的にですが、その部分が

もったいないかな。温度が上がるとまあ気にならない範囲に。でもかなり良質のワインです。

 

ひとつ問題なのは2018年ものよりも価格が数百円上がってしまったことです。

とても残念です。私的には2018年ものの方に軍配を上げたいと思います。

2019年が悪いわけではありません。ワインは一期一会でその時に買っておかないと

二度と巡り合わないということが頻繁に起こります。2018年を買われた方はラッキーと

思って間違いないです。

 

そしてもっと上のクラス、村名や1級畑、特急畑はきっと明らかに次元が違って

メチャ美味しいであろうかと想像します。ACブルゴーニュだけでは違い過ぎて推し量れません。

どちらのヴィンテージを持っていても抜群でしょう。

 

 

昨晩はW杯予選、中国戦を一生懸命見ておりました。

無事に勝てて良かったです。もちろんもう1点取って欲しかったですが、結果がすべての世界。

勝ち点3でOKです。

 

 

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チキンカレー-ポルタル赤

2021年09月04日 | ワイン 2021

自宅でしっかりとカレーを。

 

チキンカレーにイチジク投入。フルーツを投入すると素晴らしいと思う。

 

とうとう赤い秘密兵器こと「アフターデスソース」がなくなってしまった。

これより優秀な辛味ソースってあるのだろうか。辛いだけならサドンデスソース

なんだけど、投入量の調整が難しすぎるんだよなあ。買いに行かねば。

 

 

そして今夜の試飲はこれ。

 

2017 ヌエストラ・セニョーラ ポルタル ティント

  (スペイン、ガルナッチャ種メイン、赤、2千円程度)

 

セパージュはガルナッチャ・ティンタ 75%、カリニェナ 15%、シラー 10%。

 

香りはプラムやブラックチェリーなどのフルーツに、どこか明るいバニラやオークから

来るナッツ、甘草、コショウ、煮詰めたジャムなど。

 

味わいは濃いめですが、オークが乗っており明るさと愛想の良さがしっかりとあって

美味しく飲めます。個人的にはオークがやや出ていますが許容範囲で、多くの方々に

親しみやすいと思います。アフターもキャラメルっぽさがあり甘くたなびきます。

調べてみると、やはりアメリカンオークが15%だけ使われているようでビオロジックで

造られているようです。これは受ける味わいで良いと思います。オススメです。

 

長崎ではマンボー措置で外で飲めないので、自宅飲み用にワインをぜひお求めください。

 

 

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挑戦者求めるワイン-デパウラ-マドゥバニ

2021年09月02日 | ワイン 2021

今夜の試飲はこれ。

ちと難しめのワインなのさ。

 

2019 デパウラ モナストレル(ボデガス・イ・ビニェードス・ポンセ)

  (スペイン、モナストレル種、赤、千円台前半)

 

香りはプラム、ブラックチェリーなどのフルーツに紫色の花、スミレ、黒系ベリージャム、

香木、ミントなど。

 

味わいは濃くふくよかな果実味に酸味が結構しっかりとあり、そのせいでとてもスマートで

キリッとしまりがあります。このワインはボディではなく酸と香りの妙で、酸味が苦手な方には

お奨めしませんが、この風味は独特で荒れたところのない味わいにはちょっと驚きます。

通常のスペインのモナストレル種のワインとは一線を画していて独特のポジションかもしれません。

 

飲んでいくうちにその酸味になれてくると、テクスチャーと洗練された風味、モダンで

アーバンな雰囲気などにちょっとだけ感心します。異端児だけど不思議な魅力です。

 

実は千円台前半にしてWA(ワインアドヴォケイト)93点が付いています。しかし、たいていの方は

理解するのが難しいと思われるので、上級者向けというかワインに関してストライクゾーンの

広い方向けだと思います。「どら、ひとつ私に飲ませてみ。私なら理解してやるぜ!」って方は

ぜひトライしてみてください。

 

 

 

そしてまた行ってしまった。マドゥバニ。

この日の定食の出来はとても良かったなあ。

 

当然まぜまぜだね。

スパイスとエネルギー充填完了。

気合が入ります。

 

さあ、本日はW杯アジア最終予選、オマーン戦。

コロナの中でもサッカーが楽しめる幸せ。勝てると良いな。

 

 

 

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美しいボトル-ギガルのロゼ

2021年08月30日 | ワイン 2021

ほかほかの新入荷のご紹介。

箱を開けてみました。

 

ちょっと変わってるでしょ。ボトルがきれいでしょ。

ラベルもキラキラとしています。

 

ロゼワインなんですが、実はショップでロゼってなかなか売れないのです。

多くの方がイメージで「甘いのではないか?」と誤解されているパターンが多いようです。

 

 

そんなわけで、今夜の試飲はこれで。

 

2020 コート・デュ・ローヌ ロゼ(ギガル)

   (仏、コート・デュ・ローヌ地区、グルナッシュ種メイン、ロゼ、千円台半ば程度)

 

 

飲み進めるとボトルがこんな感じに。

ボトルのガラスに螺旋のようなカットが入っています。

キラキラとします。

 

香りはローズ、バラの花のように華やかです。チェリーやフランボワーズなどのフルーツに

石鹸やミネラル、シロップなど。

 

味わいは香りからちょっと甘そうなイメージですが、華やかさを持ちつつドライに切れます。

軽やかでチャーミングでスッキリとしています。雰囲気として女性に受けそう?ですが、

ボトルから放たれる華やかで格調あるイメージは男性が飲んでも悪くありません。

何せ、千円台なのでお気軽に雰囲気に浸れるところが良いです。

このちょいオサレでエレガントな雰囲気をぜひお試しいただきたいと思います。

 

おお、今日は真面目にワインのお仕事でした。

 

 

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ペヤング獄激辛にんにく-ヴィニウスRSV PN

2021年08月27日 | ワイン 2021

やっぱ いかんばよねー。

 

ということで懲りないやつでございます。

買ってはいたのですが、やはり食べなきゃ。

 

「ペヤング獄激辛にんにく味」。おおお。

 

諸情報で覚悟は出来ております。

 

出来たよ~。

もう、にんにんく。 そう、にんにく。

部屋中ににんにんくの香りが漂います。直後のお客さん大丈夫やったやろうか?!

 

 

覚悟を決めてひとくち・・・おおお、やっぱり噂通りもろにんにく!!!

すごい。そして辛さはいつもの獄激辛スタイル。

 

ヒイヒイ言いながら食べ進める。これ止まるとダメなやつ。

 

口の中を刺すように、痺れるようにバリバリと辛さが来る~!!!

 

思わず立ち止まる。あとこれだけ。

さあ、がんばれー。

そして完食~。

 

しきゃ~し、一番ツラいのはここから数分間。

あまり水や牛乳など飲み過ぎると、辛さが止まらなくなるのでさらに我慢。

謎のダンスを踊ったり、歩き回ったりして紛らす、紛らす。おおお・・・。

 

そこの山があるから・・・と同様に、新発売獄激辛シリーズが出たので・・・と食べてしまう

のが何とも悲しい。来月また新しいのが出るようなので・・・ホント???

攻めのペヤングを受けて立つ辛いもの好きの性なのさ。

 

 

 

今夜の試飲はこれ。

 

2019 ヴィニウス レゼルヴ ピノ・ノワール

  (仏、VdP、ピノ・ノワール種、赤、千円台前半)

 

香りはチェリー、フランボワーズ、イチゴなど明るいベリー、赤い花など。

やや赤土を含みくすんだ南仏系の香りもあります。

 

味わいは軽快で明るくきれいな果実味と、しっかりあるけどどこか優しい酸、

細かいタンニン。寿命はそう長くはありませんが2、3年は楽しめそうです。

あまり熟成した風味が加わるよりは、若いうちが良いかもしれません。

採用は・・・ごめんなさい。

 

 

 

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BrgB(V・モレ)-博多だるま豚骨まぜそば

2021年08月24日 | ワイン 2021

夏の夜は白。

今夜の試飲はこれ。

 

2016 ブルゴーニュ シャルドネ(ヴァンサン・エ・ソフィー・モレ)

  (仏、ブルゴーニュ地区、シャルドネ種、白、2千円台後半)

 

香りは初めは閉じ気味だが柑橘やどこか青いメロン系、ミネラル、ハーブ、石灰、

白い花がきます。

 

味わいは滑らかでオイリー。熟成して穏やか、滑らかに変わってきつつある酒質。

若さをしっかりと残し、閉じ気味の部分も持ちつつ、熟成のエレガントさも少し出しつつ・・・

ちょうどその境目あたりに位置します。

この造り手はこのスタンダードクラス(通常なら5年程度でピークを迎える)でも、

かなり長期にわたって楽しめる堅固な造りをしています。

ミネラル感とツヤとオイリーさとアフターのハーブ感を楽しむことが出来ます。

何だかんだで1本空けてしまいそうな感じで飲めます。

今は熟成の中での面白いタイミングだと言えます。白のお好きな方へお奨めします。

 

 

 

最近Youtubeで美味しいと噂のまぜそばを。

だるまラーメンと言えば背脂。個人的にはヘビーなので得意ではないのだけど食べてみました。

結構ガッツリ系で若者やガテン系にははまる味でしょう。甘みのある脂を纏って

麺がツルツルとします。ニンニクもしっかり乗っているので(ニンニクの別袋あり)、

めちゃガッツリです。確かにインパクト大。ストレートパンチが飛んできます。(笑)

 

 

 

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チキンコルマ2-マランジュ1er(V&S モレ)

2021年08月19日 | ワイン 2021

やはり行ってしまう。

 

中町にある「マドゥバニ」。

 

前回は定食だったので、今回はチキンコルマ2。

基本的にはふたつのメニューを交代で食べることにしている。

痩せなきゃいけないけどこのスパイスは欠かせない。

 

 

 

さて、今夜の試飲はこれ。

この部分もちゃんと読んでくださいね。だって今日のはすごいんだよ。

 

2017 マランジュ 1er ラ・フュシエール(ヴァンサン・エ・ソフィー・モレ)

  (仏、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種、赤、3千円台)

 

輸入元のセールでブルゴーニュの1級畑(1er)がお安く販売できそうです。

1級畑って通常は5千円以上してもまったくおかしくないですし、有名&人気の村の

1級畑なら楽に1万円超えます。実はこの造り手はとても良質な上に価格もそう上がらず、

狙いめの穴ワインなのです。

 

さて、香りはチェリーやカシス、赤系の力のあるフルーツ、花の蜜、そしてコショウ、

革のニュアンスもほんのりとあって、熟すと肉や土などのニュアンスも出てきそうな感じです。

 

味わいは華やかでチャーミング。エキス分がしっかりとあって華やぎ+複雑味が

感じられます。このフュシエールの畑の特徴だと思います。

心が踊りだしそうなビューティフルな果実味と細かいタンニン、そしてきれいな酸味が

相まって(気持ち”僅かに”酸味が出ている状態)、媚びることなくお花畑のような

余韻と共に見事な味わいになっています。

今後5年程は楽しめるだろうと予測します。

 

 

通常はコート・ド・ニュイ地区の有名村の有名畑に人気が集中しますが、逆に

コート・ド・ボーヌ地区のさらにちょっとマイナーな村、マイナーな畑だとお手軽で

すごく美味しいワインに当たることがあります。その中のひとつでしょう。

美味しいブルゴーニュをぜひお楽しみください。買いです。

いままで良いワイン飲んだことない方がこれ飲んでみたらどんな反応するだろうなあ・・・。

考えると面白い。こういう正統な味を知ることが魅惑の道への入り口となるのです。

 

 

昨日の鹿島戦、V・ファーレンは涙を飲みました。鹿島はさすが王者。

いつかこの壁を越えてくれると信じています。

 

 

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ヴィニウスRSV Me-精霊流し

2021年08月15日 | ワイン 2021

雨もひどいので大人しく「うまかっちゃん」(スタンダードタイプ)を

すごく久しぶりに食べてみたら、やたらと美味しかった~。

結構驚き。(笑) 袋麺は美味しいですねえ。さすがスタンダード商品!

 

 

で、大好きな「一双」も食べる。

やっぱり良いスープだねえ。

でも麺はうまかっちゃんの勝ちだね。麺に関してはカップは袋タイプに敵わない。

 

 

 

さて、今夜の試飲はこれ。

 

2017 ヴィニウス レゼルヴ メルロ

  (仏、ラングドック地区、メルロ種100%、赤、千円台前半)

 

ヴィニウスのシリーズは下のベーシックなクラス(千円以下)もあるのですが、私の

経験では絶対にレゼルブクラス(リザーヴクラス)を選ぶこと。たいして高くないので

どうせなら圧倒的に美味しい方が良い。

 

さて、このメルロ種、香りを嗅いだ瞬間からおやおや?!と興味津々。

プラムやブラックチェリーなどのフルーツに、エンピツの芯(鉛)やシガー、甘草、

赤い花の蜜、シナモンやクミン系のスパイス、乳酸などが来ます。

 

味わいはお手軽なのにしっかりと濃いめでボルドーチック。紫や赤い花、そして蜜、

上記の香りたちに包まれいたので驚きました。

ボルドーの価格が約倍くらいする2500円くらいと言われてもおかしくないでしょう。

それくらいのコストパフォーマンスを持っています。これは驚き。次回の仕入れで

入れておきたいと思います。ホントに試飲してみて良かった~。

 

 

 

さて、本日はお盆。つまりは精霊流し。

父が亡くなった初盆なので流して来ます。

といっても精霊船は作りきれないし、ひとりでは到底流せないので「菰(こも)」を

船代わりに流して来ましょう。たったひとりの精霊流しとなります。

5年前に母を亡くした時はこうして流しました。(クリック)

 

今年もその再来です・・・が、このコロナ禍の下、あまり人込みには出たくありませんので

出来るだけ近い流し場(菰の集積所)に持っていくか、はたまた大波止の精霊船の流し場まで

歩くか?は決めておりません。その時の天候や気持ち次第となりそう。

 

では心の中の父と最後に一緒に歩いて送ってきます。

 

 

 

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dA LRT-五輪成功???

2021年08月13日 | ワイン 2021

今夜の試飲はこれ。

 

2019 d.A. L.R.T リザーヴ

  (仏、ラングドック・ルーション地区、メルロ種メイン、赤、千円台前半)

 

dAはドメーヌ・アストラックの略。L.R.TはLimoux Red Trialの意味。

セパージュはメルロー55 % シラー25 % カべルネ・ソーヴィニヨン20 %です。

 

香りはチェリー、ブルーベリー、プラムなどのフルーツ。甘草に絵の具、ハーブなど。

 

味わいはまあまあ濃いめでジューシー。タンニンはやや甘さも含み細かく充実。

酸味もちゃんとあってバランスも良い。濃いけれど特に重かったり渋かったりもせず、

スタイリッシュで飲みやすいでしょう。悪くはないけど、まだまだ魅力が発揮されるには

時間が必要だと感じます。

 

前回が2013年ヴィンテージで、次にいきなり2019年となったのでちょっと戸惑っています。

2013年はすごく良かったので、こちらも良くなっていくことは分かっています。

ちょっとだけ待ちだと思います。

 

 

 

世の論調では「東京五輪は成功した?」とか「感染拡大と五輪は関係ある? ない?」とか

流れてきておりますが・・・

 

えっとね、まずね考えてみましょう。

政府はワクチンの確保に失敗したため、接種スピードがかなり遅れました。

 

現在必死で接種数も増えてはいますが、これはまず国民の命を守る観点から、

どう見ても遅きに失しています。

 

あと数か月、せめてよその国並みに早ければ、「五輪開催も出来るかもなあ?」という

ことが考えられたでしょう。開催国としての責任感があればもっとスピーディーでなければ

ならなかったでしょう。

 

そのことをさし置いて、五輪は成功か失敗か?とか感染と関係あるか?とかそれは違うなあ。

論点ずらしだと考えます。

 

「はい、開催、終了しましたー、メダルはほらほら、過去最高数ですよー

と言ったところで、まあ競技数がかなり増えていますのでメダルの数も当然増えます。

そんなことで失政をカバー出来るかと言われると??? 元々が失策の延長上でしょ。

 

嘘で始まった五輪、さんざんケチを付けられた五輪、直前になってもいろいろありましたね。

もちろんお金も溢れるほどかかりました。潜伏期間が過ぎて、これからコロナ感染もさらに

勢いを増すかもしれません。

 

いきなり五輪は、はい成功しましたー、感染も広がりませんでしたー、とはどう考えてもならないよね。

そんなことを考えながら飲んでおりました。

2回目のワクチンも打つことが出来て、幸い副反応もほぼ問題ない範囲でした。

まずは早く多くの国民に行き渡ることが望まれますね。

 

そしてこの雨・・・ずーーっと降り続いています。通常は1日、2日で止みますが、この勢いで

ここまで降り続くのは滅多にないし、初めての経験かもしれません。

心配ばかりの日々ですね。せめて美味しいワイン飲んで心だけでも開放しましょう。

 

 

 

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76年目の8月9日

2021年08月09日 | ワイン 2021

今年も8月9日がやって来ました。今日だけはちょびっと真面目な日です。

 

昨年はこの写真を載せました。

今年もまた載せてみましょう。ワイン会で参加者のみなさんと飲むつもりでしたが、

コロナ禍で開けられずまだ残っています。

1945年のマジ・シャンベルタン。

ぜひ来年あたり開けてみましょう。

果たしてこのワインはいったい何を語るでしょうか。

 

 

長崎に原子爆弾ファットマンが落ちた日。

1945年。あれから76年です。

 

広島にリトルボーイを落としておいて、長崎には違う型の原爆、ファットマンを落とすという

アメリカの原爆&人体実験。軍も民間人も老若男女見境のない無差別殺戮。

 

 

きっとアメリカ側、連合国側からすると日本なんてイエローモンキーなので人体実験するには、

そして他国に核爆弾の威力を示すには十分に適していたことでしょう。

さらに日本が行ったパールハーバー奇襲も免罪符にしながら、「原爆を使ったおかげで犠牲者を

少なくして終戦が出来た」ということを示すことも出来たのでしょう。

 

 

でもそれは76年前のこと。今現在、その当時のアメリカ側の責任者は生きてはいません。

ですから今現在のアメリカ人を責める気持ちはありません。

 

ただ、日本には被爆者がまだ生きています。

当時、被爆者はそれはそれは、きつく、辛く、みじめに大勢が死んでいきました。

生き残った被爆者も大変な思いでその後の人生を歩んできた方々も多数。

 

 

つまりは多くの方々に、「これからのこと」を考えていくしかないと思います。

日本中、世界中で、どうやったらこのような悲劇が繰り返さないで済むかを。

今核爆弾が落ちたら、この当時の比ではない悲劇が起こます。

私なりのささやかなアイデアはこのブログで過去に示しました(クリック)

 

すでに亡くなりましたが、私の父、祖父祖母は原爆の被爆者です。

想いと祈りとレクイエムを捧げることしかできませんが、今年も8月9日を迎えます。

とてもとても重い1日が過ぎていきます。

 

 

 

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濵かつ夏の福袋-ヴィラ・ヤンボルCS

2021年08月06日 | ワイン 2021

うちの奥さんが「濵かつ(浜勝)夏の福袋」というのを買ってきました。

 

2000円です。

お食事券にお米とぶらぶら漬けがおまけ。

 

お食事券と言っても

ロースかつ膳で多分1200円くらいする。(HPのメニューでは1490円だった)

だからかなりお得ね。

この福袋を2つ買ってきました。濵かつに通わねばならない!

しかし、私はただ今減量中なのだ! 1日これ1食だったらいけるかもな。(笑)

 

 

 

さあ、今夜の試飲はこれ。

新ヴィンテージになりましたので早速試飲。

 

2018 ヴィラ・ヤンボル カベルネ・ソーヴィニョン

  (ブルガリア、カベルネ・ソーヴィニョン種、赤、千円未満)

 

香りはプラムやダークチェリー、黒いけど重くはないベリーの果実、それにミント、ハーブ、

スパイスが乗り、ちょっとだけ青みがかった野菜、ピーマンなどのニュアンス。

 

味わいは落ち着いて穏やかな果実味に、まろやかさ、少しだけ青さが垣間見えますが、

価格の割にとても良く出来ていると思います。デイリー、ハウスワインとして使えそう。

新ヴィンテージも問題なく使えそうです。ブルガリアとか珍しいですね。

とある有名ワイン雑誌で安旨ワインのトップクラスとして取り上げられました。

800円台ですのでコストパフォーマンスはなかなか良いと感じます。

 

 

さあ、今夜はメキシコ戦だ。

50数年ぶりの銅メダルを獲ってもらいましょう!

 

 

 

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メルキュレV.V(フェヴレ)-超激辛ジョロキア揚げ餅

2021年08月02日 | ワイン 2021

すごく美味しいワインと出会いましたよ。

今夜の試飲はこれ。

 

2019 メルキュレ ヴィエイユ・ヴィーニュ(フェヴレ)

  (仏、ブルゴーニュ地方、ピノ・ノワール種、赤、2千円台後半)

 

2018年がとんでもなく良くて、2019年も良いと言われていますが注目ですね。

 

香りはチェリー、フランボワーズ、ラズベリーなど明るいフルーツに、肉っぽい

旨みの香りが含まれます。よく熟した証でしょう。

 

味わいは若くてピチピチした酸味が躍動しながら、きれいでチャーミングな果実味に

包まれます。そして湧き上がる旨みが愛らしくて、愛らしくて、愛でながら拍手をしたい

気持ちになります。これ良いねってみな様にお伝えしましょう。

2千円台で鮮やかで本格的ブルゴーニュの風味が存分に味わえるワインです。

 

 

 

ところで世間で噂のシャトレーゼというチェーン店に勇気を出して入っていきました。

店内は女性ばかり。それでも良か歳ばしたおぢさんがんばって探しました。

 

 

これをお試ししてみるためです。

超激辛ジョロキア揚げ餅。

見るからに危険そうだ。1個97円。もちろん2個買ったさ。

 

 

開けましょう。食べましょう。

この色合いからするとたいして辛くなさそう。色はほぼ赤くない。

 

ところが・・・である。ジョロキア的風味が少し。

 

・・・やはり予想よりは辛くない。

 

ピリッとはするけれどそこそこだ。これならすいすいと食べられる。美味しい。

多分柿の種のかなり辛いやつ?くらい想像するとピッタリだろう。

そして、獄激辛やきそばの新作も出たので・・・やっぱりいかんばやろうねえ。(笑)

 

 

 

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千房-バレットGew

2021年07月28日 | ワイン 2021

大人しくおうちで。

 

いただきものの千房のお好み焼(モダン焼き)。そして「ガヤール」のカツサンドで。

お好み焼きはやや小さめか。

広島スタイルばかり食べていたので大阪スタイルは珍しいかも。

どっちも美味しいよ。

 

 

 

今夜の試飲はこれ。

 

2018 バレット ゲビュルツトラミネール ルシアン・リヴァー・ヴァレー

   (USA、ゲビュルツトラミネール種、白、2千円台後半)

 

輸入元のセールがあったので仕込みました。もともと4千円台のものです。

アメリカのゲビュルツトラミネールです。さて甘いのかな~?

 

香りはしっかりライチ、青~黄色い柑橘、熟しています。ミネラルや石、セルロイド、

白コショウなども。

 

味わいは甘いかも?と思いきやしっかりとドライ。ただ果実味には厚みがあり、ライチ

のような風味もあるので一瞬甘いかも?と思いますが、実はさにあらず。

 

このしっかりと熟して厚みのある果実味はとても良く、多くの方に受ける味わいでしょう。

オイリーでもあり、とてもコストパフォーマンスが良いと思います。冷涼な気候の元で

よく熟したブドウで作られたワインであると想像できます。かなり良いよ~。

料理も幅広くシーフードメインでかなりのものに対応できるでしょう。

 

 

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